こんにちは! 鈴木貴之(@shiogamabtc)です。
さて、今日のご相談です。
こういう場合は、親御さんは無理に自分で教えることに固執する必要はありません。
むしろ、環境を整えてあげることに全力を尽くしましょう。
この記事ではその方法を年齢別にお伝えしていきます。
Contents
0~2歳の時に家庭でできること
この時期から英会話教室に通わせようという方もいますが、無駄だからやめましょう。
ほぼありません。特に週一回30分とか45分のレッスンではやってもやっていなくてもほぼ変わらないでしょう。
子供の英語教育は短期決戦ではありません。長期視点が必要です。
「今始めるのと、2年後始めるのでは結果に違いがあるか?」
と考える視点が必要です。
私の子供向け英会話教室運営経験から言うと、0歳で始めても2歳で始めても変わりません。それが3歳でも4歳でも週一回ほぼ変わりません。
変化が出てくるのは、5歳以降。でもこれも子供によります。

それはあります。
でも、それってわざわざ英会話スクールに行く必要ないんですよ。
英語の音を聞いていればいいのであれば、家でもできます。
だから、0~2歳児にやるべきことは、家で英語の音がある環境を作ること。
私のおススメは、Amazonの活用。
部屋に洋楽を流すのであれば、次のステップで簡単にできます。
①Amazonプライム会員になる
月間プランの場合、500円(税込)、年間プランの場合、4,900円(税込)
②アレクサ端末を買う
高いものもありますが、この目的であればこれでOK。
もっと安いのもあります。
もし、音質がそれほど気にならずにかつAmazonプライムビデオも見たいというのであれば、ファイアタブレット端末がおススメ。
なお、Amazonプライムミュージックをファイアタブレット端末で再生すると、歌詞を見ることができます。後々「洋楽を聴きながら歌詞を見て口ずさむ」は英語のヒアリング力アップに大きく貢献しますので、気になる方はこちらが良いかも。
③Amazonプライムミュージックで洋楽を流す
これで家の中に「英語の音」がある環境を作れます。
初期投資を除けば月額500円でできる子供への英語教育です!!
それでもOKです。
ただ、英語の音があれば良いんです。だからこの時期は聞き流しでOKなのです。
3~8歳の時に家庭でできること
この年代になると、だんだんと能動的になってきます。
そこでお勧めなのが、自分一人でも学べるものを準備すること。
例えば、楽天のABCマウス。
タブレットがあればそれを持って子供が自分で英語に触れてくれます。
親はタブレットを準備し、ABCマウスを導入するだけ。あとは時々一緒に見てあげたり、子供の話を聞いてあげましょう(覚えたことを説明してきますので、褒めてあげましょう)。
家庭の英語学習は、親が自分でやるかツールを使うかです。
親は忙しいと思うので、ツールを使って効率よく、かつ効果的にやると良いのです。英語力を高める為に専門家が心血注いで作ったツールですから、素人が教えるよりも効果は高いでしょう。
だから、無理をする必要は全くありません。
9~12歳の時に家庭でできること
この時期で始めてほしいのは、NHK基礎英語シリーズを聴き始めること。
目安としては、
基礎英語1=中1
基礎英語2=中2
基礎英語3=中3
そこで、家庭ではこんな風にしてみてください。
9~10歳 基礎英語1
11~12歳 基礎英語2
13~14歳 基礎英語3
ラジオは安いので構いません。
そして、10歳から英検にチャレンジ。
今までこの記事でお伝えしてきたことをしっかりやったら、
10歳(小4)で英検5級
12歳(小6)で英検4級
13歳(中1)で英検3級
くらいを目安にチャレンジさせてみましょう。
そんなことはありません。
巷には「小2で英検2級合格!」とかありますが、それは一部の子供にしかできません。一部のもともと頭の良い子がかなりの努力をして取る感じです。
また長期的視点で見たらほとんど意味がありません。そんなことをしなくても、年相応の時にそれが取れる英語力があれば良いからです。子供に無理させる必要はないですし、親が無理する必要もありません。
レベルが合わないから難しいと感じている子供に無理やり受験させるのはよくありません。ここでお伝えしてきた方法をベースにご家庭で英語教育を進めていけば、無理なく英語力がついているでしょう。
そこから少し手を伸ばせば届く。そういう状態にして英検受験を考えればいいのです。
あとは、今後のことを考えて「話す」力を伸ばすのも良いでしょう。
「話す力」は話さないと伸びません。だから、ある程度英語の基礎が入ったら(NHK基礎英語1が分かるくらいになったら)英語で話をする機会をたくさん持たせてあげてください。
それもありですが、今ではオンライン英会話は一般的になりました。そういうのを利用するのも良いでしょう。
ここまでの内容をしっかりとしてきたら、両親が教えることなく子供の英語力は育っていることでしょう。
ぜひ、試してみてくださいね。

