英語が話せるようになった体験記

アメリカ留学体験記・第二十話 国連とSDGs(後編)

セーブ・ザ・チルドレンで働いている方

こんにちは! 鈴木貴之(@shiogamabtcです。

今回の記事はアメリカ留学中の高橋奈々さんの寄稿記事第19弾です。

 

国連での仕事とは?

さて、国連での仕事は様々です。

最近よく耳にする気候変動や地球温暖化の解決に取り組む環境課。

発展途上国だけではなく先進国でも病気、タバコ、肥満など何かと問題になる健康課、などなど。

なんだか、日本の政府に環境省や厚生労働省があるのと似ていますね。

さらに、テレビコマーシャルでもおなじみ子どもを守る国連補助機関ユニセフや、女性の地位向上を目指す国連組織のUNウィメン、さらに、NGO(非政府組織)でも国連と強い繋がりのあるセーブ・ザ・チルドレンも関係しているそうです。核を廃絶しようとしているNGOの方ともお会いしました。

お話をしてくれたお一人お一人が「世界を平和にしたい」という高い志を持たれている方ばかりで、感動でした。

国連

例えば、セーブ・ザ・チルドレンで働いている方は、エストニアからの難民として12歳の頃にニューヨークに逃れてきたそうです。

母国にいた頃、国連から派遣されてお世話してくれた人をヒーローのように感じ、自分も苦しんでいる子供を守れるようになりたいと思い今の仕事に就くことを決めたそうです。

反核兵器核の団体の方がお話ししていたのは、どの国も核兵器だけではなく拳銃などの武器そのものが安全保安という理由で保有されていても、実はそれぞれの国が力や利益を求めているだけであって、その結果、なかなか核廃絶に踏み切ってくれない国が多いとのことでした。(武器の代わりに教育にお金を使ってくれればいいものの…。)

UNウィメンの方はアフリカ出身で、小さな頃隣の民族と民族で紛争があり、学校が休みになってしまったそうです。

その際、女の人たちがしっかりして家庭を守ったそうです。その出来事がターニングポイントとなり、女性をしっかりサポートできる立場になろうと国連で働くことにしたそうです。

国連で働くとなると、仕事内容だけではなく動機のスケールが壮大ですね。

さらに感心させられたのは職員の方の語学力です。

第二次世界大戦の時にドイツでユダヤ人を閉じ込め虐殺することに使われたホロコーストの生存者の歴史を守る部署で働いているなんて方もいらっしゃいました。

その方はカナダ人で、元々はカナダでフランス語の先生をしていたそうです。

それが、アメリカ人の旦那さんとの結婚を機にニューヨークへ引っ越し、当時米国の学校では教師の扱われ方が不当で問題になっていたため、「アメリカでは教師になりたくない!」という理由で国連に応募し職員になっちゃったそうです(!)

今回お世話になった方の一人はメキシコ出身のインターン生でした。

学生に講義してくれたスピーカーではなかったものの、空き時間に、「競争率が高い国連の中でなぜこのインターンの採用をもらえたんだと思いますか?」と聞いてみました。

すると、「英語、スペイン語、フランス語、中国語をは話せるからかな。」という答えが返ってきました(!)

違うエジプトのインターン生にも同じ質問をしたところ、「母国語のアラビア語、英語はもちろん話せるけど、NPRっていうラジオネットワークでインターンをしてたからかな。」とのこと。(NPRはアメリカでは有名なメディアとなっています。)

ちなみに、国連で使われる公用語は、英語、フランス語、スペイン語、中国語、アラビア語です。

語学力があったり、世の中のニュースを詳しくを知っていることがどれだけ国連で必要とされているかということを痛感させられました。(私もまだまだ頑張らなければいけないな…。)

国連に足を踏み入れると、そこには多種多様な人たちがフィールドは違えど「より良い世界を、未来をつくっていこう」と情熱を持って仕事に取り組んでいる人たちで溢れていました。

そういう人たちが支えてくれているお陰で、世界は今日もまた少し平和に近づいているのかもしれませんね。

 

(一番最初の記事はこちら)

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