こんにちは! 鈴木貴之(@shiogamabtc)です。
同じ英会話教室に通っているのに、ある子は英語力が伸びて、ある子はなかなか伸びない。
どの英会話教室であったとしても、この問題から逃れることはできません。
私が運営している教室も例外ではありません。グングン伸びる生徒さんもいて、そういう生徒さんは英語が話せるようになるのですが、逆に同じところにいつまでもとどまってしまう生徒さんもいます。
そして、伸びる生徒さんと伸び悩む生徒さんの違いについていろいろと比較してみたところ、私の教室内ではありますが統計的な答えがでてきました。
その答えとは・・・
伸びる生徒さんは自宅でも勉強し
伸び悩む生徒さんは教室に来る時しか勉強しない
ということでした。
ということは、超えたはカンタンです。
自宅でも勉強するように導いてあげればいいのです。
・・・・・・え? それができれば苦労はしない? ですか?
はい。そうですね。確かにその通りです。
ということで、私の教室でも勧めている保護者の手をなるべく書けないで英語を子供が自宅で勉強する方法について2つこの記事でお伝えしたいと思います。
自宅で英語を勉強するようになる教材① NHK基礎英語
まず私が真っ先におススメするのがこれ。
NHKの基礎英語シリーズ。
なぜおススメかと言うと、
1)ラジオなので毎日決まった時間に放送
2)時間になるとラジオを聞く習慣が身につく
3)自分で英語に触れる時間を作るようになる
今までいろいろな生徒さんに勧めてきましたが、当教室で英語が話せるようになった生徒さんはみんなNHK基礎英語を聞いています。
そしてこの教材が良いのは、勉強する習慣がつくこと。
毎日同じ時間に流れますので、自分でラジオをつけて基礎英語のテキストを開き、勉強し始めるようです。
保護者がやることは始めたばかりの頃の声がけだけ。これが生活の一部になると何も言わなくても勉強します。
注意点としては、教室の生徒さんの場合は基礎英語をちゃんと聞いているかどうかを先生である私がチェックしています。そしてやったことを評価しています。
もしそういうことをする英会話教室でないのであれば、保護者がちゃんとやっているところを評価してあげることです。誰だって、認められたらうれしいですから。
当たる、当たらないじゃなくて、やったことをほめることが重要です。継続すれば必ず力をついてきますので、継続してもらう為に特に最初はちゃんと聞いていることを重点的に認めてあげるようにしてください。
ラジオは2500円くらいで買え、ずっと使えますので、子供への投資としておススメ。
基礎英語は英検にも効果あり!
基本、レベル的にはこんな風になっています。
基礎英語1 = 中学一年生レベル = 英検5級
基礎英語2 = 中学二年生レベル = 英検4級
基礎英語3 = 中学三年生レベル = 英検3級
つまり!!
基礎英語は英検対策の副教材として優秀です。特にリスニングに大きな力を発揮するでしょう。
自宅で英語を勉強するようになる教材② スタディサプリ
次におススメなのがこれです。
スタディサプリの中学講座で英語の授業を学ぶことで、英会話教室でなんとなく理解している所、理解しきれていない所、そういったところを復習できます。
英会話教室では文法について詳しく説明しないことも多いので、論理的に学んでいく生徒さんにとっては分かりづらいことが多いかもしれません。
私の教室では英検にチャレンジしてもらう過程でそういうところを学んでもらっているのですが、英検が分かる=100%文法が分かるではありません。
だから、英会話教室に通いつつこういう動画講座で文法を学ぶことで、より教室の内容が分かるようになりますし、かつ中学の予習をすることも可能です。
英語には「使って伸びるスキル」と「学習して覚える知識」の二つが存在しています。
聞く・話す・読む・書くは「使って伸びるスキル」です。
文法・単語は「学習して覚える知識」です。
前者は使わないと伸びないので、どんどん使うことが大事です。
後者に関しては学習して覚えるのが必要なのですが、問題は人間の脳みそは一回ですべてを覚えられないということ。
そこで私がおススメしているのは、「5回同じことを繰り返して学ぶ」ということ。これができれば誰でもかなりのことを覚えられるでしょう。
でも、同じように同じことを5回繰り返すのってきついんですね。つまらないのです。
だから、私は様々なものを活用し、「同じことを違うやり方で5回学習する」ことをおススメします。
例えば、
1回目 教室
2回目 基礎英語シリーズ
3回目 スタディサプリ
4回目 英検参考書
5回目 中学校での授業
これなら飽きることなく学べるでしょう。
「英会話教室に通わせても効果がない!」という場合、その教室の内容がダメということもありますが、単純に「時間が足りていない」という可能性もあります。
そういう場合は時間を確保する為に自宅での学習が必要です。
この記事では保護者に負担なくそれができる方法についてお話をしてきました。
この記事があなたのお子様の英語力向上に役に立てば幸いです!!


