こんにちは! 鈴木貴之です。
本日、七ヶ浜町の七ケ浜国際村で開催されていたイベントに参加してきました。
親子3世代+甥と一緒に行ったのですが、お目当ては毎年開催されているライブバンド。普段は絶対に出会えないようなバンドの演奏が見られるのが良いのです。
入口に入る前に気になったのが、入口右手側にあったノルディックウォーキングのブース。実は、Facebookで以前からつながっている人がインストラクターをしている関係で、前からどんなものなんだろうと思っていたのです。
そう思っていたら・・・なんと! そのFacebookフレンドの方がいるではないですか!
そこで、息子と甥を誘って13:30からのノルディックウォーキングの体験に参加してみることにしたのです。
今回の記事ではその時の様子を写真付きでご紹介したいと思います。
ノルディックウォーキングは健康に留意された誰でもできるもの
ノルディックウォーキングについてネットで調べたら、ウェキペディアで下記のような説明が出てきました。
ノルディックウォーキングは、2本のポール(ストック)を使って歩行運動を補助し、運動効果をより増強するフィットネスエクササイズの一種である。 もとは、クロスカントリーの選手が、夏の間の体力維持・強化トレーニングとして、ストックと靴で積雪のない山野を歩き回ったのがはじまりである。
確かに、今回お世話になったインストラクターさんも同じことをおっしゃっていました。
2本のポールは歩行の補助だけでなく、腕の筋肉を使うことで全身運動にする効果があるとのこと。歩行が楽になるだけじゃないんですね。
受付に出発10分前に集合した我々は、ポールを借りてインストラクターさんからポールの長さをまず合わせる方法について教えてもらいました。

(ポールとはこんな感じのもの↓↓)
下の部分を手でくるくる回すと長さを調整できるのです。それぞれに適切な長さに調整できるようになっています。
長さを調整した後で手に装着する時のはめ方、そして持ち方を教えてもらいました。
その後、事前準備行います。いきなり歩くわけでは愛のですね。^^;

インストラクターさんの指示に従い、体のストレッチをメインに行っていきます。
正直、あまり動かしていない部分なんかは体が硬い硬い。まるで石のようです。こうして事前準備を行い、事故を防止するというのは自分一人ではなかなか思いつかないなと思いました。
次に行ったのは、場所を移しての歩き方の見本を見せてもらうこと。インストラクターさんが二人、ポールを持った人と持たない人に分かれて前後で歩きました。

これはノルディックウォーキングではポールを持ったからと言って、つえと同じように前かがみになるのではなく、普段の歩行と同じ歩幅で歩くことを教えてくれているところです。
歩いている時と同じような感覚で歩きます。ポールはあくまでも補助、といった感じです。

我々も歩いてみます。
これがなかなか難しく、腕と足は反対側を出すのが基本なのですが、意識しすぎて一緒に出したりしていました(汗)。
ポールがあると意識するだけで緊張します。
「慣れればポールがあることは意識しなくなるのでしょうか?」
とインストラクターに質問したら、
「意識しなくなります。むしろないと違和感があるくらいになりますよ」
とのことでした。
ノルディックウォーキング開始!
一通り練習が終わった後で、体験が始まりました。
七ヶ浜国際村から、君ヶ丘公園まで行きます。
途中坂道で上り坂ですが、ポールで腕でも体を支えるので、「登るのが楽だ!」という人が多かったです。我が息子と甥は若いからか「あまり違いが分からない・・・」という感じでしたが。

ここからは右手を見ると遠くに海が見れて、すごくきれいです。
君ヶ丘公園に無事到着して、一番高いところまで行ってみんなで記念撮影をしました。
その後、その先を見たらそちらにも海が。

「松島湾ですよ~」と体験に参加された地元の方が言っていましたので、写真を撮ってみました。

写真では伝わらないかもしれませんが、実際はかなりもっと迫力がある風景です。
でも、海ばかりではありません。

もっと奥に行くと、緑が美しい場所が。

木々の新鮮な空気を吸い、新緑の美しさを愛でながら歩くのはとても気持ちが良いことです。

散策をしながら歩くのにノルディックウォーキングは適していますね。
そうこうしていると、ある方があるタンポポを発見しました。
「二ホンタンポポは珍しい。この辺で見えるのはほとんどはセイヨウタンポポ」
とのこと。
一応両方その場にあったとのことだったので、写真に収めてみました。


素人ではどちらがどちらか分かりません。(涙)
でも、タンポポにも種類があるというのはこの時初めて知りました。
いくつになっても新しいことを知るって、新鮮です。
さて、七ヶ浜国際村に戻ってきました。
そして最後に一緒にインストラクターさんとクーリングダウン。

あったまった体を再びストレッチして冷ましていきます。
最初にも言いましたが、自分一人だったら面倒くさくてやらないでしょう。でも体にはきちんと最後までケアをした方が良いのは言うまでもありませんね。
最後に全体写真を撮って終了。
ノルディックウォーキングとは何か? 私が感じたこと
最後に、この体験を通して私が感じたことを書きたいと思います。
ノルディックウォーキングとは、フィットネスエクササイズの一種と先ほどウェキペディアの記事にはありました。
確かにそうなのです。ただ、他のフィットネスエクササイズとの違いは何かと言うと、私は下記の3つを挙げたいと思います。
1)誰でもできる
2)様々な場所でできる
3)新しい発見がある
まず「誰でもできる」ですが、ジムなどは体がある程度健康でないとできないと思います。その点ノルディックウォーキングはあまり人を選ばないエクササイズじゃないかと思いました。
次の「様々な場所でできる」ですが、基本はウォーキングです。だから、いろいろな場所に行って、その土地その土地の良さを味わいながら、健康に気を付けてウォーキングができるのは魅力的だなと思いました。
私自身、以前はジムで走っていたことがあるのですが、景色が変わらないって私には我慢できないのです。何が楽しいんだ! って思ってしまうんですよ。
その点ノルディックウォーキングは飽きやすい私にもピッタリかもと思いました。
最後の「新しい発見がある」ですが、実際行かないと分からないことって多いと思うのです。行ってみて初めて「そうだったのか!」となったり、その場所の魅力を実感したり・・・。
私自身、不惑の年となり、迷いがなくなったかは分かりませんが、体力の衰えを感じています。
以前できていたことができなくなること、そして体に常時痛みがあることが増えてきたので、「これはまずい」と思っています。
「健康でいること」の大きな利点は、そうでない時と比べて様々なものやことに出会えたり、それらを発見できたりすることだと思うのです。
そういう意味では、誰にでもできるノルディックウォーキングのようなエクササイズはいいなあ、と思いました。
この記事を読んでノルディックウォーキングを始めてみたいと思った方は、今回のインストラクターをしてくださったうちの一人鈴木さんのブログを読んでみてください!
イベント情報がたくさん載っていますよ!