こんにちは! 鈴木貴之(@takahanalee)です。
多賀城市で毎年この時期に行われているイベント「アラハバキの灯」にスタッフとして参加してきました。
今までは「聞いたことはあるが行ったことはない」という状態でしたが、今回塩釜青年会議所のメンバーとしてスタッフ参加の要請があった為、この機会に行ってみることにしました。
今回はその様子をレポートしたいと思います。
(これはあくまでも私個人の感想です。主催者や参加している団体の考え方などを反映しているのではありません。その点をご理解ください)
スタッフの仕事:事前準備
まずスタッフはイベントの現地である「多賀城政庁跡」に昼12時に集合しました。
【多賀城政庁跡】
政庁は、多賀城内で最も重要な場所で、重要な政務や儀式が行われました。多賀城のほぼ中央にあり、東西103m、南北116mの区画に築地塀を巡らせ、内部に正殿、脇殿、後殿、楼などの建物を計画的に配置しています。
政庁の造成にあたっては、大規模な土地の造成が行われていたことも判明しています。
まずは全体ミーティングを持ち、担当スタッフの挨拶が終わってから当日の説明がありました。
その後、それぞれやることを見つけて準備をしていきます。
私はテントの設営をすることに。
「多賀城政庁跡」は本当に跡があるだけなので、基本建物はありません。てて物があった後はありますが、その跡地で一番大きいところをステージとして使います。
そのわきに音響設備の会社の方のブースを作る為にテントを一台設置しました。その隣に小さいテント(タープ)を。こちらは司会担当のブースに。

もう一台はステージの後ろに設置し、そこはステージ演者の控え場所として使われました。
そして、タープ二つをくっつけ、本部ブースを少し離れた位置に設置します。
その後、多賀城市内の小学生に書いてもらった思い思いのデザインが掛かれた紙袋の中に砂を入れ飛ばされないようにしつつ、決められた場所に配置していきます。

これが結構大変なのですが、人海戦術でこなしていきます。

入口にも設置。

下の方が入口なのですが、主催者の塩釜青年会議所を意味するJCの文字が。

全体的に見るとこんな感じです。
雲がすごい嫌な感じでした。
そして実際雨もパラパラと降ってきたのです。ピアノ演奏があったのでステージ上にピアノがあったのですが、その上にブルーシートを掛けるくらいいは・・・。
スタッフの心に一瞬戦慄が走ったかもしれません。
しかも、行灯は紙でできています。雨が激しく降ったらひとたまりもありません。地面は土ですので、ぬかるんだら片付けるのも大変・・・。
その時空を見上げ、天気を予想しました。風の向きと、風が吹いてくる方向の確認したところ、おそらく大丈夫だろうと・・・。
そして、実際大丈夫でした!
その後、行灯の中に小さなライトを二個ずつ入れ(これがまた大変)、準備は万端。あとは開始時間を待つばかり。

青空になり、その後日が暮れつつある瞬間の写真です。
「アラハバキの灯」は今年で9年目
そして、17時になり、オープニングセレモニーが始まりました。

主催者であるJC理事長のあいさつ。

続いて多賀城市長の祝辞。この中でこのイベント「アラハバキの灯」が9年目だということを知ります。
この後多賀城市教育長の祝辞がありました。
アラハバキの灯で行灯ともう一つの楽しみ、ステージ
今回のステージでは4つのパフォーマンスが披露されました。
一番目は仙台育英学園の獅子太鼓部。
演奏の一部は下記のビデオでご覧いただけます。
このころになるとすっかり暗くなってきました。
行灯もきれいに見えます。


次は七ヶ浜翔舞連の演技。いくつか披露されましたが、そのうちのひとつが下記の動画。旗がとてもダイナミックです。
七ヶ浜翔舞連さんの演舞が終わるころには、あたりも真っ暗に。
行灯がすごくきれいに見える時間です。



印象的だったのは、地元愛や平和という言葉が多かったこと。
子供たちが何を考えているのか、感じているのかが少しわかったような気がします。
次のプログラムは平家琵琶演奏。

そして、ピアノ演奏。
その後、フォトコンテストの結果発表があり、すべてのプログラムは終了しました。

多くの方が返っていく中、スタッフはもちろん残って後片付け。
行灯から小型電灯と砂を取り出し、まとめていきます。
そしてテントとタープの撤収。
すべての片付けが終わったのは、プログラム終了から1時間後くらいでした。
公共電灯がないので、自家発電のライトがないと夜は真っ暗な場所です。

貴重な体験をさせて頂きありがとうございました!!