本日息子は中学校での定期テスト最終日(2日目)でした。
5教科のうち2教科の解答用紙はすでに返ってきていて、見せてもらったのですが90点と91点でした。
他の3教科もそれなりに自信があるようなそぶりですので、返ってくるのが楽しみです。
そんな息子ですが、どうやって点数を取っていくかということについてテスト期間中に話したことがあります。
対策が全く0の状態からいかにして点数を取っていくかということに関しては、下記の記事に詳しく書きました。

ここでは「定期テスト対策」の教材を使い、いかにして苦手をつぶしていくかという観点から詳しくお話しました。
内容は英語に特化して書かれていますが、実際はすべての教科で同じように使うことが可能です。
ここで紹介されている教材は教科書に沿った形で出題されていますので、それを事前に解いておくことで、テストでどんな問題が出るかを知ることができます。それだけでも心構えが異なります。
教科書は学校によって使用されている出版社が違います。
ただ、この「定期テスト対策」は出版社ごとにそろえられているので、自分の学校で使っている問題が解けるのです。
息子が良い点数を取れるのは、この教材をしっかりやっている、というところもあるでしょう。
しかし、この記事ではこの定期テスト対策を使ってもっと深く定期テストというものを考えていきたいと思います。それにより、勉強というものをより深く理解してもらうきっかけになればと思います。
Contents
定期テストで点数取れないのは、適当に勉強しているから
多くの子供たちはどう勉強すれば成績が伸びるのかということについてあまり知りません。
知らないからどう勉強していいか分かりません。だから点数が取れない子もいるのです。
つまり、それが分かれば点数が上がるという子は結構いると思うのです。
だから、その方法をここでお伝えしたいと思います。
まず大事なのは、勉強には強弱があるということ。
つまり、教科書全体を同じように同じ時間をかけて勉強してはいけないということです。
① 大事な所と大事でないところを見分ける力をつける
教科書には大事な所とそんなに大事でないところがあります。
それは実は先生が授業中に教えてくれていたりするのですが、ぼーっと受けていると聞き逃してしまっています。
それが分からないから大事なところもそうでないところも同じような時間と熱量で勉強して今うことがあります。
すると、掛ける時間に対して結果が出てきません。
大事じゃないところを勉強しているからです。
これは例えば、Aという地点からBという地点に行く為にまっすぐ行けば最も早くつけるのに、横道にそれていってしまっているような状態です。
最短でたどり着く道を知っていたら、そこにまっすぐ行けるのに、それを知らないから回り道してしまっている。
そんなことが起きているのです。
そういうこと。
でももし先生の言葉を聞き逃していたらどこが重要か分かりません。
だから、こういう「定期テスト対策」のような教材を使って、出題傾向をつかみ、そこを重点的に勉強するのです。
そうすることで、少ない時間でも効果的に勉強することができます。部活で勉強する時間があまりないという場合はこういう教材を活用すると良いでしょう。
② 分かるところを何度も勉強しない
もう一つ重要なところがこれです。
自分が分かっていること・完全に理解していることを繰り返し勉強するのは時間の無駄です。
分からないところを重点的に、そして繰り返し勉強していくことが重要なのです。
だから、自分は「どこが分かって、どこが分からないのか?」を知ることはとても大切なのです。
普通に教科書を見ているだけでは分かりません。
ワークをやったとしても、分かるかどうかは分かりません。ワークの問題は出題箇所が限定されているので比較的解きやすい問題が多いからです。
その為、こういう「定期テスト対策」のような本当のテストで出る問題を解くと良いのです。
そうすると「どこが分からないか?」が分かります。
その後で分からない理由を知る為に教科書を読んだりワークを見たりすれば良いのです。
問題を解くのが定期テスト対策ではありません。本当の定期テスト対策は、本番と同じような問題を解き、分からないところを知り、それを分かるようにすることなのです。
定期テストでの出題意図を想像できると良い
ほとんどの場合、定期テストで出題されるところは同じです。
先生により小さな差はありますが、ほぼ同じような問題を作るでしょう。
なぜなら、そのような出題をさぜるを得ない事情があるからです。
ではその事情とは何でしょうか?
その事情とは、出題されているその場所、そここそがまさに「生徒に覚えてもらいたい」と先生が思っている場所なのです。
テストは先生が意地悪をして作るものではありません(点数を調整するためにそういう先生がいることもありますが・・・)。
生徒に成長してもらいたいから作るのです。
だから、出題意図を読むことができればテストは易しくなっていきます。
出題意図を意識することで、授業が変わり、教科書の読み方が変わる
次のテストのことを考えながら授業を受けることは、それをとてもエキサイティングなものにするでしょう。
出題意図を意識して授業を受けることで、先生がどういうところを大事にしているのか? またはさらっと流しているのか? そういう視点で授業を受けられるようになります。
すると、今まで退屈でつまらないと感じていた授業が、実は先生自身も必死に「より分かりやすい授業を」と思って研修会に出たり教材を研究してしているものであることに気づきます。
先生の工夫や努力が垣間見えるようになるのです。
すると、授業が自分とは関係のない無機質なものから、心の通ったものになります。
この変化は必ず定期テストの結果に反映してくるでしょう。
また、教科書の読み方も変わります。
教科書は中学生たちに「どうやったらより分かってもらえるか?」と多くのノウハウと経験、知識の結晶という一面があります。
年々進化しているといっても良いでしょう。
だから、そういう見方ができるようになると、教科書の作り手の考えや目論見が分かるようになっていきます。
多くの中学生は教科書をそういう見方で見ていません。
だから、教科書に書いてあることを忘れてしまうのです。
今回の記事をまとめると、下記の3点ができるようになると、定期テストでの点数があがるということでした。
1)定期テスト対策のような問題集で問題を解く時にただ解くのではなく、どこが大事かを知る。
2)問題の出題意図を読めるようになる。
3)そういう視点で授業を受けたり教科書を読む。
ただし、これはそれだけではありません。
将来より高いレベルのコミュニケーション能力を身につける為の土台になることもできます。
ぜひ、お子様の為に良い教材を手に入れて、この記事の内容のようなお話をしてください。
そうすることで、お子様は定期テストで良い点数を取れるようになり、かつそれから定期テスト以上のものを得られるようになるでしょう。
もしどうしても、そもそも点数が低すぎるという場合は・・・
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