英語教育

英検5級・英検4級に合格した後に、それを一生の英語力にする為にすべきこと

小学生の子供が英検に合格する。

これは受けた本人も、そして見守ったり応援したりしていた保護者にとってもうれしいことです。

それまでの苦労が実ったということですので、家族でお寿司や焼き肉を食べに行くかもしれません。

合格したら、その喜びをぜひご家族で分かち合いください。

そして一通りそれがすんだら、「英検の後」のことを考えましょう。

ドギー
ドギー
英検の後のこと?

そうです。

なぜなら、英検に向けて一生懸命勉強したとしても、合格してから何もしなければ、それまでの頑張りは意味のないものになってしまうからです。

キャッティー
キャッティー
意味がないって・・・どういうこと?

この記事では、この問題について深くお話をしたいと思います。

そして、その後で英検を合格する為に頑張った内容を一生の英語力にしていく方法をお伝えいたします。

 

英検に合格した! その後に起こるとても怖いこととは・・・

さて、英検に合格するまでに一生懸命勉強して、その後に起こりがちなこととは何でしょうか?

まず第一に、「合格したからいいか!」と言って、英語の勉強から遠ざかること。

私は英会話教室を運営しているからたくさんの子供たちを見ています。

だから分かるのですが、英検の勉強をして、その後受けた英検と同じレベルの勉強をしなくなってしまうとどうなるかと言うと、下記のようなことが起こります。

だんだん勉強した内容を忘れていく

一ヶ月に、20~25%の内容を忘れる

4~5ヶ月後には、ほとんど忘れる

キャッティー
キャッティー
ほ、本当?! これ・・・?

本当です。

例えば英検5級をしっかり勉強して合格しても、半年間その内容に触れていなければ、半年後にはその内容は忘れてしまいます。

思い出すのは、普段触れている英語だけ。

これは「起こりうる問題」ではなく、「ほとんどの場合起こる問題」です。

もちろん、一部の天才的な子に関してはいつまでも忘れないということはあります。しかし、普通の子が英検の内容に触れることから離れてしまうと、時が経つにつれ忘れていくのです。

ゴリ
ゴリ
うむ・・・ホラーだな。

 

そして第二に起こる恐ろしいこととは、「すぐに次の級の勉強を始める」こと。

これ、やってしまいがちなのですが、辞めましょう。

キャッティー
キャッティー
でも英検の英語に触れ続けるのが大事なんだとしたら、次の級を勉強するのは良いことじゃないの?

確かに、そういう風に思えるかもしれません。

しかし、「英検に合格する」=「その級の内容をちゃんと理解している」じゃないのです。

英検は65%くらいの正答率で合格します。

だから、はっきり言って分からないことが多くても合格しちゃうんですね。

だから、「次、次!」と先に進んでいくと、3級くらいから急に合格できなくなります。

なぜかというと、5級の内容を理解しているという前提で4級があり、4級の内容を理解しているという前提で3級があるからです。

ごまかせるのは、4級まで。

それ以降はきちんとした理解が必要です。

だから、英検5級・4級に合格したらすべきこととは、自分が合格した級の内容をしっかりと理解することなのです。

ドギー
ドギー
具体的にはどうしたらいいの?

その方法はこれから説明しますね。

 

合格した英検の級の内容を忘れないためにすべきこと

ここでは私が自分の英会話教室で行っている内容をお話したいと思います。

英検に合格した場合、次の級を受ける前に下記の指導でその定着を図っています。

① リスニング → ライティング

講師が英検の英文を読み、それをリピートしてもらいます。

そして正しくリピートできたら、それをノートに書きとってもらいます。

ここで重要なのは、その級の英文をきちんと聞き取れるかというところと、かつそれを正しいスペリングで書けるかというところ。

聞き取りは慣れればある程度簡単にできますが、書き取りは難しいと感じることが多いようです。スペリングミスはかなり大量に起こります。

その都度、フォニックスを元に指導をしていくと良いでしょう。

(フォニックスについては下記の記事をご参照ください)

フォニックス
英語の発音記号の覚え方・・・というか、覚えなくても大丈夫です!昨日こんな記事を書きました。 https://takahanalee.com/2018/06/10/learngrammar/ ...

② 書きとった英文を訳す

書き取りが正しくできたら次はその英文を訳してもらいます。

役に関してはある程度当たっていればOKにしても良いですし、「これを中学英語につなげたい」という場合は、日本語訳を学校で使われているものにすると良いでしょう。

例えば、一般動詞の現在形であれば「~は~します」、現在進行形であれば「~は~しています/しているところです」、be going toであれば、「~は~するつもりです」、willは「~は~でしょう」などです。

中学生が英語の試験で間違うところを分析していくと、日本語→英語に訳す問題では日本語の意味の捉え方が間違っている為に正しい英文に訳せていない、ということがよく見受けられます。

英語力自体は高くても、日本語→英語、もしくは英語→日本語の時に日本語の使い方でミスをしてしまうということが結構あるのです。

そうならない為には英文法とそれを中学校ではどう訳しているのかをセットで覚えられると良いのです。

英語→日本語へ訳す時に℉の文法でどのように訳しているかは、下記のような教科書ガイドを参考にしていくと良いでしょう。

5級は中学一年生レベル。

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4級は中学二年生レベルの英文法となっています。

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中学生の英文法をまんがで学びたいという場合は、こちらの記事で紹介している本を読んでみてください。

中学英語をまんがでやり直す本
英語が苦手な受験勉強中の中学3年生はこの本を読め!「中学英語をまんがでやり直す本」の書評中学3年生にとって高校受験前の最も大事な時期である夏休みが終了し、9月に入りました。 この夏休み、しっかり勉強できたでしょうか? ...

③ もし英文が質問であれば、それに対する答えを書く

ここまでできれば完璧です。

この時のポイントは、「質問と同じ文法で答える」こと。

なぜかというと、文法が異なると意味が異なってしますので、質問と答えがちぐはぐになっていしまうからです(例外は一部あります)。

下記の記事でこの内容について詳しくお話しています。

be動詞と一般動詞の違いを見分ける方法
be動詞と一般動詞の違いを見分ける方法 【中学生の自分に伝えたいことシリーズ2】私が中学生に英語を教えていて感じていることは、文法への理解が足りないと中学英語は理解できないということです。 それもそのはず、中学...

 

英検の内容をしっかりとした英語力にしていく為に

先ほどお伝えした「聞き取り→書き取り」「訳す」「質問へ答える」をしている中で、特に子供たちに注意してもらいたいことがあります。

ここを注意しないから、訳せなかったり、質問に的確に答えられなかったりします。

それは、下記の3つです。

I. なぜそう言っているのか? シチュエーションを考える

II. 文脈を考える

III. 登場人物を考える

詳しく見ていきますね。

I. なぜそう言っているのか? シチュエーションを考える

英検に出てくるすべての英文は言葉です。

だから、どこかのタイミングで誰かが何かを伝えたいからその文章があります。

そこを考えることで英検に出てくる英文が、平たんな印象から3Dのように奥行き・深みを持った文章に見えてきます。

もしくは、単なる試験勉強の為の材料で把握、血の通った生きた言葉になるのです。

だから、いつも「誰が」「いつ」言っている言葉なのかを考えてもらうようにしましょう。

II. 文脈を考える

この文脈と言うのはとても大事で、例えば代名詞が誰(何)を指しているかを考えることは英語の理解の為にとても重要です。

「it」は「それ」と訳しますが、それが何なのかを考えさせると文章と文章がつながってくるということです。

特に「会話文」や「長文読解」ではこの文脈を考えるということが英語の理解を大きく助けてくれるようになります。

だから、単純に文章を細切れのひとつひとつの独立したものとして捉えずに、有機的につながっているもの(特に「話の流れ」がある文章は)として見られるようになってもらいましょう。

III. 登場人物を考える

先ほどもお伝えしましたが、「英文というのはどこかのタイミングで誰かが何かを伝えたいから」その文章があります。

だから、「誰」を考えるのは大事ですし、会話文であればどこからどこまでが一人の発言で、それに対して答えを言っているのは誰かまで考えられると良いでしょう。

今回お話したI~IIIの内容は、「なんとなく読む」ところから「気づく読み方をする」というところに進化するために重要な内容です。

ぜひ、参考にしてもらえたらと思います。

 

まとめ 英検は合格した後が大事

この記事では英検で勉強した頑張りを一生残る英語力につなげてあげる為に必要な知識とやるべきことをお伝えしてきました。

あなたの参考になればうれしいです。^^

 

追伸

もし、この記事の内容を一人で行うのが難しいという場合は、この級の内容をもとに会話レッスンをしてもらうと良いでしょう。

講師によって差はありますが、様々な国の人と話せて一回のレッスン代が安いDMM英会話をおススメしています。

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