今回の記事はアメリカ留学中の高橋奈々さんによる寄稿記事第4弾です。
このシリーズ記事を通して、特に中高生に
① 留学という選択肢もあるということを知ってもらう
② 英語ができると選択肢の幅が広がる
③ 異文化を体験記を通して疑似体験する
ということを感じてもらえたらと思います。
大学のカフェテリアで出される料理
私の学校は全寮制で、キャンパス内に、寮も、カフェテリアも、ジムも、売店もあります。
今日はその中から、カフェテリアを紹介したいと思います。
SUA(Soka University of America: アメリカ創価大学)のカフェテリアはバイキング形式で、三食食べ放題です。
ランチ、ディナーでは、毎日違うも主食、またはおかずが合わせて三種類用意されています。
その他にもグリルコーナーがあり、炒め物やハンバーガーなど、食べたいもの、具材、ソースを自分でチョイスして作ってもらうことができます。
私の大学では世界各国の人が集うため、アメリカにとどまらず様々な国の食事が出ます。
例えば、ブラジル料理のフィジョアーダ(黒い豆を豚肉などで煮込んで作られた料理)、イギリス料理のフィッシュ&チップスなどなど。



1番美味しかったのは、クラムチャウダーとローストビーフ、スムージーの食事です。まるでホテルの食事の様で、学生は大喜びでした。


中にはアレルギーを持っていたり、宗教上食べられないものがあったり、ベジタリアンやビーガンなどの菜食主義者の人もいるので、料理の中に何が入っているか細かく記載されています。
カフェテリアで提供されている飲み物とデザート
飲み物も豊富に揃っています。
ドリンクバーはフルーツジュース、炭酸系、それぞれ用意してあり、コーヒーや紅茶、それに入れるソイミルク(大豆からできたミルク)やアーモンドミルク(アーモンドからできたミルク)までもがたっぷり常備されています。
アメリカには「freshman fifteen」(フレッシュマン・フィフティーン)という言葉があります。
Freshmanとは高校、または大学一年生という意味で、フィフティーンとは15パウンド(約7キロ)のこと。つまり、大学に入学し、寮に入るとカフェテリアの食事や偏った食事のせいで体重が7キロ増えてしまうということなのです!
一応私の大学にはサラダバーもあるのですが、確かにアメリカの食事は炭水化物が多かったり、油がこれでもかというくらい使われていたりで、私も気をつけるようにしています(汗)。
友達も、実質食べる量は普通なのに、気づくと10カ月で4キロは平気で増えていたそうです。
デザートはフルーツだと大抵メロンとスイカがあります。焼き菓子やドルチェもありますが、日本人の舌にはちょっと甘すぎるカモ。そして、デザートの中で1番人気なのが…

ソフトクリーム!このソフトクリームは菜食主義でも食べられるように、動物性の材料は一切使われていません。日本で普段食べるソフトクリームよりさっぱりしています。
カフェテリアはSUAの学生だけではなく外部から来た方も利用できるのですが、ソフトクリームは断トツで食べられているため原料切れで食べられなくなることもしばしば。
機械が壊れてしまうこともたまにあり(使いすぎ!?)、そうなると生徒は一斉に元気がなくなります…。
世界の料理が食べられるカフェテリアになっているため、カレーライスや唐揚げなどもたまに出されるのですが、 味噌汁と納豆は常に食べられるようになっています。
今まで一度も納豆を食べたことがない日本人ではない学生が、おもしろ半分、恐ろしさ半分で「納豆チャレンジ」をすることもあります。以外にも美味しいと言いハマる人もちらほら。
週末など時間があるときは、色々な国の学生とカフェテリアで2時間あれこれ話しながら学食を食べまくっています(太る予感!)。
「あれがおいしい」、「これは微妙」、「地元で食べたらほっぺたが落ちるから今度遊びに来て!」、というような感じで、食べ物から世界や友情が広がる、そんなカフェテリアです。
食事は会話を弾ませ、人との距離をグッと縮める力があります。みなさんも海外のお友達を作る際は、一緒にご飯を食べることから始めてみたらいいかも知れませんね。

ハワイで短期留学しよう【Hawaii Palms English School】

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