前回の記事では大きなイベントがあって、2013年8月は非常に忙しく、それがメインの記事でした。
しかし、その中で私が考えていたことのご紹介をさせて頂きました。もう一度ここでも紹介させてください。
5年前の2013年の同じ時期にも思ったこの言葉、最近また同じように2人の生徒さんから感じました。
一人は高校生。現在英検2級の為の勉強をしているのですが、「分からない」という言葉をたくさん使います。私はどうにかその言葉をその生徒さんの頭の中から抜かそうとあれこれ試すのですが、なかなかうまくいきません。
でも、私は知っているのです。この生徒さんはすごく才能があって、努力家だと。
だからこそ、「できない」という言葉で自分を縛ってほしくないのです。「できない」という言葉は自分を見えない鉄の鎖で縛ります。まず本人が持つ能力を著しく低くします。そのうえで、実際にチャレンジした時にできたとしたらまぐれだと思いますし、できないと「ほら見ろ!」というのです。
これほど人の可能性を積む言葉はない。とてつもなく恐ろしい言葉です。
そしてもう一人は小学一年生。この子も「できない」と言うのです。そして、他の生徒さんと比べてできないと悔し涙を流す・・・。
でも実際見てみると、入会当初は書けなかったアルファベットが書けるようになっています。分からなかったフォニックスも徐々に覚えて来ています。
できるんですよ!! できる。それが我々講師陣には分かる。
でも、本人は「できない・・・」とかたくなに「自分ができること」を知ろうとしないのです。
私はこんな記事も書いています。
https://takahanalee.com/2018/05/31/%e5%ad%90%e4%be%9b%e3%81%8c%e3%81%99%e3%81%90%e3%81%ab%e3%81%82%e3%81%8d%e3%82%89%e3%82%81%e3%81%a6%e3%81%97%e3%81%be%e3%81%86%e3%81%a8%e3%81%8a%e6%82%a9%e3%81%bf%e3%81%ae%e3%81%8a%e6%af%8d%e3%81%95/
だから、「できない病」に掛かっている多くの生徒さんの頭からその言葉を取ってきました。でも、中にはその言葉を後生大事に抱えている子供がいるのです。
私の英会話教室でのチャレンジは、英語力そのものを上げるというのもありますが、この「できない」という思い込みとの戦いもその大きなウェイトを占めています。
でも、必ず勝てるようになりたいと思います!!
前書きが長くなりましたが、英会話教室開業記 第11話が始まります。今回は2013年9月~10月編です。
(前回の記事はこちら)

Contents
妻の為にも国際交流団体の立ち上げを決意した月
地元・塩釜にはたくさんの外国人がいるはずなのに、中々会う機会がない。
なら、会う機会を自分で作ろうと思って着手したのが、塩竈に国際交流団体を作ること。
市役所の担当部署に行ったり、いろいろと聞きまわって「できそうだ」という判断のもと、まずはSNSでメンバー募集をすることに。
【設立メンバー募集】
今、塩釜で国際交流団体を作るために動いています。5年ほど前まではそういう団体があったのですが、今は事情により解散してしまっているようです。そこで活躍されていた方から力強い後押しをいただきましたので、本格的に動くことにしました。
そこで、設立メンバーを募集します。
国際交流に興味があり、月一回程度の役員会に参加できる方なら、誰でも参加可能です。
参加してみたい、話を聞いて見たいという方は、私までメッセージか、下記の方法でご連絡ください。
Tel 090-6686-4443
Email takahanalee@gmail.com応援コメントも募集中です(^^)
ちなみに、アメリカとオーストラリアにそれぞれ住んでいた時、遠距離恋愛(?)当時によく聞いていた思い出の曲がこれ。
すっごく好きでした。歌詞が。
月に二回は南三陸町でボランティアで学習支援
お久しぶりです!!
NPO法人コ・クリエーションセンター学習支援担当の鈴木貴之です。 去る9月10日に、宮城県の南三陸町の戸倉小学校に学習
支援に行きました。
今回は夏休みをはさんでの久しぶりの学習支援です。よくよく考えてみると、7月9日が前回なので、2ヶ月も空い てしまっているんですね・・・。 覚えた単語を忘れていないかどうか心配でしたが、さすが
子供たち、しっかりと覚えていてくれました。 今回は久しぶりということで、英語の形と色について復習
しました。 最初はカードで、次に体を使って・・・。教室内にあるも
のを、Find something red!などと指示をして探させるのですが、子供たち同 士が競うので走り回って大変! 「英語は格闘技」じゃな いかと思ったくらいです。 久々に、南三陸町の子供たちと出会え、うれしかったです
^^ みんな、2学期もよろしく!!
【頭の体操】
次の日本語を英語に訳してください。
1) 円
2)三角
3)正方形
4)長方形
5)楕円
6)星
7)ひし形いくつ分かりましたか?!
2013年9月24日からはアメリカ人のパートナー(妻)もボランティアにできるだけ参加してくれるということに。


こ、子供たちの食いつきが違う!!
やっぱりいつまで経っても生徒さんの成長が一番うれしい
当時のブログ記事から。
代表・鈴木です。
今日、小学2年生の女の子に、初めて単語カードの裏だけで英単語を読んでもらいました(絵がなくアルファベットのみ)。
最初は分らなかったようですが、ちょっとPhonicsの使い方を教えてあげると・・・。
「よ、読めるじゃん!!」
お母さんからのお話によると、その後「Phonicsを勉強しているから読めるんだよ!」と誇らしげでうれしそうに語ってくれたそうです。
こういう話、こちらこそ目頭が熱くなります。
生徒さんの成長ほどうれしいことはありません。
先生やっていて、冥利に尽きるとはこの瞬間です^^

今月の生徒さんという制度をスタート
なお、当教室ではこの年の11月から「The Student of the Month」という制度を導入している。どういう制度化を下記のSNSへの投稿から拾ってみると、
教室の生徒さんたちのやる気をアップするため、「The Student of the Month」を今後発表していこうかと考えています。
選ばれた子は、1ヶ月の間トロフィーを自宅に飾れる仕組みです。
ここからここからここから購入しようか考え中です。
というものだ。これはちなみに、ニュースレターとセットでやってこそ価値がある。トロフィーをもらい、その写真を教室ニュースレターに掲載する。ここに掲載されることが一つのステータスなのだ。

英語の自動翻訳機はどれほど英語でのコミュニケーション力に影響があるか
ところで、自動翻訳機の発達がどれくらい英語を学ぶということに影響するかということに関して、当時下記の投稿をしていた。
この考えは今でも変わらない。
「日本語を話すように英語を話しても通じない」のは今まで10年弱の海外生活およびアメリカ人のパートナーとの15年の結婚生活から私にとっては分かり切っていること。
でも、そういう経験をしていないと分からないだろう。
本当にコミュニケーションを取ろうと思ったら、相手の文化および思考様式を踏まえたうえで話をする必要がある。単純に「日本語を英語にできる」というレベルで話したとしても通じないことが多いのだ。特に深い関係性を作ろうと思ったら、そこは必須だ。
ハロウィーンパーティー
さて、当教室ではハロウィーンパーティーは毎年必ずやっている。
そこで、今回は何か格好いいのが良いなと思っていたので、バットマンにでもなるかと調べたところ・・・8万円くらいする!
(これはもっと安いやつ)
恐る恐るパートナーに聞いてみると・・・「却下!」とのこと。
仕方なく、他のを選んだ。

この写真にいます。どれでしょう?
ちなみに、写真右下のGさん。いや、G先生。子供たちからに挨拶をすると彼らは一瞬凍り付き、泣き出す子までいた。
しかし、私がハロウィーンの前1週間ほど出張だったため、その間教室に来てもらうことにしたのだ。


中には教室に入った瞬間に逃げ出していった子もいるくらい教室の雰囲気をホラーにしてくれた。でもレッスン後、お菓子をもらった子供たちはみんな笑顔になった。^^
10月1日は教室開校記念日
当時SNSに投稿した内容を振り返ると、このように私は言っていた。
おはようございます。
2013年10月1日の朝になりました。今から一年前の2012年10月1日に塩釜BTC英会話教室はオープンしました。
一年で創業した50%の事業はなくなるということを考えると、一年を越せたのはきてくださっている生徒さんとその親御さん、そして応援してくださっている皆様のおかげです。
本当にありがとうございます。
スタートから一年経ち、気づいたことがあります。
それは、私たちは英語を教えるという仕事をしているんじゃないということ。
私たちは、子供達の明るい未来を創造する仕事をしているんです。
それが、私たちの本質であると気づきました。
このモットーを胸に、2年目も一生懸命頑張ります。
今後とも宜しくお願い致します。
この強調した部分。この思いは忘れることはありません。むしろ、年を追うごとに強くなっていきます。英会話教室だけど、英語だけ教えていたって子供たちにとってはプラスにならない。それが私たちの考え方。
私たちは英語を教えているんじゃないんです。子供たちに明るい未来に続く道を選んでもらえるようになってもらいたいから教室を運営しているんです。
その他この時思っていたこと
チラシ配りについて・・・。
父親について・・・。
当時行っていた息子への金銭教育
この翌日の投稿にはこのように書かれてあります。
大洋に下記の課題を出しました。
数時間経って、彼に聞きました。
「思いついた?」
まだのようでした。
「ちゃんと考えるんだよ」
そう言うと、彼は自分のおもちゃ入れをゴソゴソしたあと、銃を取り出しました。
ま、まさか・・・!!

俺、狙われている?!
その後、息子と当たりあった内容がこちら。
これ、何年後の私だろう?
そんな感じでこの2ヶ月は過ぎていきました・・・。
次の記事はこちら!

(一番最初の記事に戻るにはこちらから)
