始めて「退会」という教室運営者であればだれもが避けては通れない出来事に出会った前回。

何度聞いても口の中が乾くその響き。当時は生徒さんがあまりいませんでしたので、その言葉が持つ恐ろしさは今をはるかに超えていました。

しかし、それを何とか乗り越え、教室集客およびボランティア活動を頑張っていました。
今回の物語は2013年6~7月のお話となります。
この時期、徐々に徐々に今までの集客施策の効果が生まれてきていました。
Contents
生徒さんがどんどん増えたけど、レッスンの管理を知らなかった為に忙しさだけが増えていた。
この時期は大人の生徒さんも徐々に増え始めてきていた。
地元の学習塾の経営者。
そして海外にもよく行く方で、当時東日本大震災の復興のために来ていたエンジニアの方。
このお二人はレギュラーレッスン生として定期的にレッスンを受けてくれていた。
それだけではなく、英会話カフェに来てくれる人の数も増えていた。
そして、この時期先に英会話カフェに来てくれていた大人の方から、「息子さんを通わせたい」と言われた。「英会話カフェ → 通常レッスン」の流れは少しだが生まれてき始めていた。
また、塩釜カトリック幼稚園での英語授業も開始し、忙しくなり始めていた。

特に当時は「来る者は拒まず」、「受け入れられるだけ受け入れる」のが至上だった私たちにとって、断るという選択肢はなかったのだ。
そして定員にならないレッスン枠だけが増え、どんどん忙しさが増していった。
あまりにも忙しく、当時のメモを見るとこんなことが書かれてある。
経営(マーケティング)しながら実務(教育)するのは難しい・・・。
教室運営を集中してやってくれる人が必要。
でも、誰かを雇うなんてできなかった。まだまだ「生活費 = 教室からの収入」という状況だったのだ。人を雇う余裕なんてない。
正直、当教室市場で最も生徒がいる現在の方が忙しくない。
それは、この時の反省を生かしてレッスンをコントロールすることを覚えたからだ。でも、この時の苦労からレッスンをコントロールすることを覚え、そしてそれを生徒集客のクライアントさんに応用しているのだから、決して無駄ではなかった。
「人生にはムダってないんだな」とこの時の経験から学んだ。
この時に入ってくれた生徒さんから話せるようになる人が出てきた
正直、この時期からずっと通い続けてくれている生徒さんたちは少なからずいる。
2013年だから、5年も通って来てくれている。
名前を見ると、当時6年生だった生徒さんは今高校二年生。
小学1年生だった子は小学6年生に。
幼稚園年長だった子は小学5年生に。
うお、時が流れるのって早い・・・
改めてそう感じる。
そして、この仕事は子供たちの人生にとってとても大事な時期に携われる本当に貴重な経験ができ、そして責任重大な仕事だなと思う。
だからこそ、気を引き締めてやらないといけないと。
この時にスケジュール帳に初めて出てくる言葉がある。
そこにはこう書かれてある。
私たちがしていることは、単純に労働やサービスじゃない。
私たちがしていることは、子供たちが持つ価値を高めることであり、彼らが将来使える資産を持たせることである。
そんな風に思いながらやってきたからだろうか。
この時に通い始めてくれた生徒さんは、英語を話すことができるようになっている。
2歳から10年子供を英会話教室に通わせたのに、話せるようにならなかった
この言葉から始まった「話せるようになる教室を目指す」当教室だが、結果が出せて本当にうれしい。
今の課題はこのノウハウをより高めること。日々の挑戦は続いている。
また、この時思っていたことは、「今の生徒さんが卒業して、しばらくしたら戻ってきて、その時の生徒さんを教えてくれたらすごいな」だった。
それは叶うかどうか分からない希望だったが、どうやら叶いそうな気が・・・。
先ほど当教室を卒業した生徒さんから連絡があった。
「留学から帰ってきたので、当教室で働きたい」とのこと。おいおい、これって、当初考えていたことじゃない?
5年前の私「今いる当教室の生徒さんが卒業して戻ってきて、その時の生徒さんを教えていたら素敵だなあ」
時間ってすげえ!
— 鈴木貴之@こどもの為の英語力・ビジネス力・資産運用講座ブログ (@takahanalee) 2018年7月10日
もちろん、この時に入会してすでに退会された生徒さんもいる。それはそれで仕方がない。みんなそれぞれ事情があるのだし、そこにこだわっていても何も良いことがないのだ。
基本、退会する時のポリシーは以前も言ったが、去る者は追わず。
退会したいのであれば、「明日退会してもOK!」というのが当教室のやり方だ。
ボランティア活動はもちろん継続
宮城県南三陸町戸倉小学校でのボランティア活動を引き続き行っていた。

「英語で遊ぶ」というのがコンセプトなので、いろいろと遊びを用意していくのだが、そう簡単には集まってくれない時もあった。
英語はやっぱりどうしても勉強に見られるから、外で遊んだ方が良いという子もいるのだ。
時々そういう子を捕まえたりしていたが、基本は来てくれるのを祈るしかなかった。
そんな中、時々子供たちの中でヒットする英語遊びが出てくる。
それが「アルファベットジェスチャー」だ。

やり方はカンタン。
まずアルファベットを覚えてもらう。
そしてそれを一人に体で表現してもらう。他の生徒さんがそれを何か当てる。
これだけだ。
でも、メッチャ盛り上がる。^^
チャンスがあればぜひ試してみてもらいたい。
ボランティアと言えば、この時期は8月6日に予定していたあるバンドのチャリティーコンサートの準備もしていた。これは次回紹介したいと思う。
この時期に読んでいた本
私がこの時期に読んでいた本は、主にこの二つ。
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この二つの本は後々まで私の集客に影響を与える名著。
まだ読んだことがない人は、ぜひ読んでみてほしい。
こんな感じで、教室をオープンして初めての夏を迎えようとしていた・・・。
To be continued…
おまけ
父の誕生日がこの時期にあるのだが、いつも肉好きの父の為に肉を送っている。
こんなやつ↓↓
ベジタリアン以外には肉は良いプレゼントだと思う。
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