最近、副業という言葉に対する一般の人の感覚がものすごく上がってきている気がします。
政府の方でも厚生労働省が「副業・兼業の促進に関するガイドライン」を発表し、「副業を認めない会社には人が集まらなくなる」と言う方まで出てきています。
こんな会社からは、優秀な人がどんどん流出していく。
・通勤強制
・転勤強制(断ったらクビ)
・リモートワーク禁止
・副業禁止
・部署選べない
・上司選べない
・SNS禁止残るのは、高齢になった経営陣と、臆病で無能な労働者……。
いずれ、会社ごと淘汰されるでしょう。南無。チーン。— イケハヤ (@IHayato) 2018年6月14日
副業認めない会社って何なんだろうか。本業をしっかり就業時間内でやりきって、副業してるなら何も問題ないし、むしろ本業にも経験生きるから歓迎すべきでは?
転職者に求めるものって他社での経験を入社後生かしてくれることなのに採用リスク無く経験を手にできるチャンスを放棄してるのは愚の骨頂。— RYOPPC (@ryoppc) 2018年6月17日
副業認めないとか、転勤や異動強制とか退職すらなかなか認めないとか、、そういう「会社」という枠組みで個人のキャリアや生活を制限してるような会社は何考えてるんだろうな。
会社は何も偉くないし、個人を縛る権利もない。その関係性はもっとフラットでいいし、もっと自由でふんわりしてて良い— 石倉秀明 (@kohide_I) 2018年6月15日
会社って利益が出なくなったら、
一瞬で社員をリストラします。
副業を認めない代わりに、一生あなたの面倒を
会社が見てくれるんですか??
『副業が認められていない』という理由で、
その規則を律儀に守って・・・
それが誰のためになるんですか。
— 副業で稼ぐ@桜井達也 (@sakurai5152) 2018年6月10日
副業が普通の世の中・・・中々とがったことを言うね。でも、全くその通りだと思います。
会社で働くというのは言わば「人の作ったお金を生み出す仕組み」に乗っかって、経営者では手が回らないところに労働を提供し、お金を頂くということ。
つまり、「歯車の一部」としての行動を求められています。

それ自体は「分かっていれば」悪いことではありません。なぜなら、「自分で仕組みを生み出すのが苦手な人」というのは間違いなくいるからです。だから、分かったうえで、労働の対価としてお金を頂くことをちゃんと意識して、それを受け入れていれば問題ありません。
でも・・・。
この「歯車になる」ことには大きな問題があり、それは、労働時間とお金を交換したら、その時間はそれで終わってしまうということです。
つまり、人生の中の一部の時間を提供し、その時間働くことでお金と交換しているということです。
そして、その時間を最大限生かすのは会社。会社が社員に給料を払えるのは、社員の時間を最大限生かし、給料として渡している額以上の儲けが出るからです。
時には、それが何年も、何十年も価値を生み出すことがあります。でも、社員はお金をもらったらまた働かないと次のお金はもらえません。
その通りです。
でも、いきなりその「仕組みを作れ」と言われてもなかなかできません。
だから、まずは「副業」として初め、そこから徐々に仕組みを理解して、その仕組みを大きくしていくという方法がおススメなのです。
今回の記事では、この観点からの副業のススメをお話していきたいと思います。
Contents
副業はどのように始めるべきか?
まず、副業はどのように始めるべきか? というお話から入りたいと思います。
プロブロガーとして有名なイケハヤ氏は下記のようなことを言っています。
副業初心者は、
イージーなビジネスをやるべき。イージーなビジネスの条件とは、
・初期投資が少ない
・自分独りで回せる
・実験や撤退がしやすい
・自分の資産が積み上がるブログやSNSはまさにイージー。@IHayato ビジネスには難易度がある。 – イケハヤ https://t.co/aIx14nw4Wv#Voicy
— 絵描きのタマ@アートで闘病ブログ (@nudiebeans) 2018年6月23日
ポイントは、
・初期投資が少ない
・自分独りで回せる
・実験や撤退がしやすい
・自分の資産が積み上がる
の4つ。
副業として失敗するのは、初期投資が非常に大きなものにならざるを得ないもの。
例えば、株やFXなんかはそういう意味では副業には向きません。稼いでいる人もいますが、それは一握りの人。初期投資が大きければ大きいほど、失敗のリスクが高ります。その結果「副業なんて無理だ」となってしまうことが一番ダメなので、初期投資の低いものにしましょう。
「登録費54万円で副業紹介しますよ!」とか言うのも手を出しちゃ駄目ですよ! ネットを見ると泣いている人が多いです。「54万円は数ヶ月で戻ってきます!」みたいな謳い文句があっても、絶対に避けましょう。なぜなら、今なら無料でいくらでも始められるからです。
こうしてこの4つのポイントを見ていくとそのどれもに共通しているものがあります。それは、「自分がコントロールできるかどうか?」です。
自分でコントロールしにくいものに初心者が手を出してはいけません。株やFXはその最もたるもの。誰かを雇うのもお金が非常にかかりますので、最初はやめましょう。事業が回るようになってきたら(仕組みができてきたら)、そして一人で回せなくなったらお願いしましょう。
「実験や撤退がしやすい」というのも、自分でコントロールできるかどうかですね。そして、「資産が積みあがる」というのも同じ。
先ほどサラリーマンは「時間」の対価として「お金」をもらって終わりと言いました。でも、「仕組み」を作ることができれば、「時間」は2倍にも3倍にもなっていきます。
相違仕組みを作れるものを「副業」としてチャレンジしていきましょう。
「副業」も「時間とお金を交換するだけ」だったらもったいない!
副業は本業と近いものを選ぶべきか、遠いものを選ぶべきか?
最近発見したブログにこのようなことが書かれてありました。
副業の業種選びも同じような考え方をしてはどうでしょうか。国や企業は、従業員が持つ経験・ノウハウを活かすことを前提に、現在の勤務先に近い業界や職種の副業を勧めているように見えます。これでは、主たる勤務先が含まれる業界全体の景気が悪くなったり業績が悪化したりすると、副業にも悪影響を及ぼす可能性が高まってしまいます。せっかく収入源を増やしても、その収入源すべてで賃金が下がってしまったら意味がありません。
筆者が検討を勧めたい副業は、勤務先の業種・業界とできるだけ離れている仕事です。たとえば、卓越した英語力を持つ金融機関のIR(株主向け広報)担当者なら、金融・経済の翻訳・通訳ではなく、観光業や自治体のインバウンド向け英文資料の制作などです。
主たる勤務先に近い業界ほど、副業を得るチャンスは増えるかもしれませんが「共倒れ」の危険性もあります。リスクマネジメントの観点からも、最初は遠い業種からトライしてはどうでしょうか。
副業を始めるなら現在の業務から遠い業界を選びたい
この考えは当たりでもあり、当たりではありません。
まず第一に、この考えは「副業」=「時間とお金の交換」としてとらえているからです。そうではなく、「副業」をする目的を「仕組みを作る練習」ととらえればよいのです。
そうすれば、その「仕組みを作る方法」はもし今の業界に何かがあり、業界全体が倒れるようなことが起こったとしても、他の業界で生かすことができます。
「共倒れ」というのは、「時間とお金の交換」の時にしか起きないのです。
「自分で仕組みを作る」練習・実験・経験は必ず次に活きてきます。その業界がなくなったから、いきなりその経験が使えなくなったということはありません。
逆に言えば、「自分で仕組みを作る」経験ができない副業はやめた方が良いと言えるでしょう。

そして第二に、本業とかけ離れた事業に手を掛けるということは、その為に学ばなけれならないことが増え、学ぶ時間を取る為に副業をする時間が取れないということが起こるかもしれないからです。それは本末転倒です。
副業を最も楽にスタートできる方法は、ブログ!
さて、
・初期投資が少ない
・自分独りで回せる
・実験や撤退がしやすい
・自分の資産が積み上がる
というポイントを満たせ、「お金を稼ぐ仕組みづくり」が学べ、かつ本業とも関わりのある副業とは何でしょうか?
それは、ブログです。
ブログは上記の4条件をクリアでき、かつ仕組みづくりも学べるととても優れた事業とすることができます。
多くの場合、事業とは「ある特定のターゲット層」の「問題解決」という側面で成り立っています。ご自身の本業について考えてみてください。
必ず、「誰かの欲しいもの」を提供して事業が成り立っているはずです。
誰も「欲しくないもの・必要ないもの」を売って事業が継続できるなんてことはありません。そんな事業は存在できません。
これはもう絶対そうなのです。
ということは、「仕組みづくり」を最も理解するために必要なことは何かといえば、この「誰か」の「欲しいもの・必要なもの」を売るということに頭を使っていけばいいということです。
この事業の本質を理解するのにブログ運営というのは役に立ちます。
なぜなら、ここを理解しないでブログを更新し続けても、PV(ページビュー)数は増えませんし、PVが増えなければ収益も増えません。
ブログの収益とは、アクセスを集めてPVを増やし、来た人に行動してもらう(クリックする・何かを購入してもらう)ことであがるのです。
ここでピンと来たかと思いますが、これってすごく単純化していますが、普通の事業と同じなんです。
お店に来てもらい、来てもらった人に行動してもらう(購入)。
お店の存在を知ってもらい、その人の「欲しい」という感情を刺激して、買ってもらう。
ということは、ブログで「人を集め、行動してもらう」ということを練習しておけば、それが現実の仕事にも役に立つということです。
会社の仕事のうち、これ以外の仕事は副次的なものです。お客様を集め、何かを買ってもらわない限りお金が入ってきません。お金が入ってこなければ、会社のその他の仕事は意味がないものになります。
だから、ブログでこの部分の練習をし、実験をし、経験を積んでおけば、どんな時にも役に立つスキルを身につけられるのです。
ブログで副業をするデメリット
ただ、副業にはデメリットもあります。
それは何かというと、
・ 本業がつまらなくなる(歯車で我慢できなくなる)
・ 同僚がアホに見える(かもしれない)
・ 副業で時間がとられるので、同僚との付き合いができなくなる
・ 愚痴を聞くのが堪えられなくなる
・ 同僚との話題がかみ合わなくなる
・ 「まだ副業やってないの?」などと言って、煙たがられる
・ つい上司に集客について意見を言いたくなる
・ 本業に良い影響を与えられるようになるので、退職したい時にしにくくなる
・ お金が稼げるようになると、旅行に行きたくなって会社を休みがちになる
・ 遺産相続問題が発生するかも
などといろいろ感がられます。
これ、「ブログで副業」を始めないと考えられないデメリットですね。
ブログを書きながら、様々な副業を体験しよう → その中から「あなたが稼げるもの」が見つける!
さて、「ブログで副業」をしていく場合、最大の壁になるのが「ネタ」です。
ネタがないという人が必ず出てきます。
私のおススメは「本業」で学んだこと、得た知見、そこで経験したことでブログの読者の役に立つことを発信していくことです。
これが最も時間の使い方を2倍にも3倍にもしてくれる方法です。
ただ、企業情報がありすぎて、配信できない。そういうこともあるでしょう。
そういう場合は、「副業」をいろいろと体験し、その体験談を記事にすると良いでしょう。
副業でお金をもらいながら読者に刺さる記事が書けるようになる方法
①ココナラ
例えば、私が使っているのがcoconala.com。
このサイトでは自分のスキルを自由に商品化して売ることができます。例えば、私は自分の経験を活かし、「教室集客ノウハウ」をここで売っています。
その結果、ノウハウを指導しながら良く出てくる質問などをまとめて記事を書いています。その結果、①ココナラでスキルをウリ収入ゲット → ②相談内容を一般化し、記事にする → ③その記事を読んだ人が新規に相談 → ④相談内容を一般化し、記事にする。
こんな流れができています。この方法は「読者が本当に悩んでいること」をお金をもらいながら知ることができるのでおススメです。
②クラウドワークス
次はCrowdWorks。
ここではデータ入力、ライティング、ロゴ作成、アプリ開発などの仕事がオンラインで完結できます。これらの仕事をしながら、その仕事を通して学んだことを記事にしていくと良いでしょう。
データ入力であれば「神速でタイピングができるようになる為の練習法」、ライティングであれば「読者の心をがっしりとつかむための5つのポイント」、ロゴ作成であれば「新規客を引き付けるロゴ作成を作る4ステップ」など、いろいろと書けるでしょう。
③他の人があまりしないバイトの体験を書く
芸能界でのバイトを経験し、記事にするというのも良いでしょう。これは目を引くと思います。ただ、継続という点からは難点がありますが、気軽にできる点がポイントです。
【未経験OK】仮歌スタッフ大募集!音楽業界でバイトしませんか?
④株式会社タスカジ
タスカジさんで家事代行の仕事をしながら、家事についてのヒントを自分独自の切り口から書いていくこともできるでしょう。
特にクライアントの方と話す機会があれば、彼ら・彼女らが言う言葉がヒントになることは多いですね。
⑤株式会社アイグロー
女性の方であれば、OLや主婦の副業に人気の女子力を活かして知識・スキルが売れるオンラインマーケット・レディーウェイ」も良いかもしれません。
⑥ファンくるでお金を稼ぎつつブログネタを入手!
個人的にブログネタとして書きやすく、かつアクセスも稼げるものとして地域の飲食ネタがあります。
私自身もこのブログで自分が住んでいる地域「塩竈市」周辺の飲食店を紹介しています。
ブログのほとんどのアクセスは地元ネタから来ています。
そこで!! 「ファンくる」というサイトでモニターをしながらそのお店の記事を書く、と言う方法で二度おいしい方法で稼ぐことができます。

「ファンくる」は約3,000店舗の飲食モニターをはじめ、美容・通販・ショッピングなど色々なジャンルのモニター案件があり、いつも使っているお店やサービスでモニター体験が可能です。
まあ、いわゆる覆面調査(ミステリーショッピング)のサイトなのですが、一般の人でも参加できます。気になるモニターを体験後、簡単なアンケートに答えるだけで謝礼が受け取れるのが特徴です。
「ファンくる」で調査依頼が出ているお店に行き、アンケートを書くことで謝礼を受け取りつつ、ブログ記事にもできれば一石二鳥です。
アンケートの謝礼は短期的な稼ぎ、ブログの記事は長期的に読まれていくことで長期の稼ぎとなってくれる可能性があります。とても魅力的ですね。
ここで人気の出たサービスの内容を記事にしていけば、「お金を払っても解決したい人」がいるマーケットということです。記事もきっと人気になるでしょう。

副業でやってはいけないこと。ここだけは守ろう!
副業で絶対にやってはいけないことがあります。
それは、本業の会社に迷惑をかけること。
人としてやってはいけないことはあるので、そういうことには注意しましょう。
例えば、「本業の仕事を個人で格安で受ける」などは絶対にしないようにしましょう。
雇用契約書を交わしているか?
時々、「副業ができるかどうか分からない」という人がいます。
そういう人は、雇用契約書を確認しましょう。普通の会社であれば働き始める前に契約書を交わしているはずです。

・・・え? そんなの交わした覚えがないですって?
本当に?
それが本当だとしたら、それは怪しい会社です。きちんと交わしてもらうか、転職した方が身の為です。あなたがどういう条件で雇われているかが分からないということですから、「どういう扱いをしても良い」と思っているかもしれません。
【転職エージェント】
転職のプロのサポートが受けられる → パーソルキャリア株式会社 【DODA】
営業が得意な人向け → 株式会社縁Planing
既存・フリーター・第二新卒に強い → 第二新卒エージェントneo
複数の収入源があるといざという時に安心!
副業でブログを行う最大限のメリットは、力がついてくると、運営ブログを複数にして、収入源を分けることができるようになることです。
実際ブログから収益を上げている人は複数のブログを運営していることが多いです。
ちなみに、このブログはワードプレスという仕組みを使って運営しています。必要なのはドメインとサーバー。ちなみにおススメは、
ドメイン取得

サーバー

「自分でやるのは面倒くさい!」という人は、プロに任せるという選択肢もありますよ。

何はともあれ、ブログは無料でスタートできる事業です。
ぜひ、あなたも挑戦してみてくださいね!!
追伸
冒頭に出た「歯車」の話ですが、実は、学校教育はこの「歯車」を作る為にあります。社会に出て活躍できる人を作るという目的を語る方もいるかもしれませんが、実際は「企業に入って活躍できる人」を作るというのがその意味なのです。
堀江貴文さんのこちらの書籍ではそのことについて深く語られています。今の学校教育に疑問を持っている人はぜひ読んでみてください。
(2021/01/10 18:08:14時点 Amazon調べ-詳細)