2013年が明け、最初の月は様々な方からお世話になりながらなんとか生活&教室運営を続けていました。

その潮目が変わってきたのが、2月から。
この月から徐々に生徒さんの数が増え始めたのです。
今回は、2013年2月~3月の様子をお伝えしていこうと思います。
とうとう発見した効果の出るチラシ
以前、こちらの記事でチラシを作ったことを紹介した。

そして、残念ながら効果がなかったことも・・・。
(これが初めて作って効果がなかったチラシ)

しかし・・・ついに発見したのである!!
効果の出るチラシを!
もちろん、自分のあまたでひねり出したのではなかった。
有名なマーケッターである神田昌典氏の教材に書かれてある内容を応用したのだ。
今ある本の中で最も近い内容がこれ。
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チラシの中で「英会話教室の選び方」というコラムを書き、ものさしを与えたところ、非常に反応が大きく、ここで生徒さんの数が一気に広がったのだ。
しかも、このチラシのすごいところはそれだけではない。
なんと、そのチラシには「保存版」と書かれてあったのだが、本当に保存してくれていて、3年後くらいに教室に入会してくれる方も現れてきた。
正直言って、この時のチラシ以上のチラシはできていない。
色々と試したが、これ以上のチラシはできなかったのだ。
チラシを配ったのが2月上旬。
2~3月でチラシから来てくれたのは、6名だった。
この2ヶ月の間で6名も増えてくれたのは本当にありがたかった。
このチラシが当教室の基礎を築いてくれたと言っても過言ではなかった。
地元の学習塾との連携
また、この時に付き合いのあった地元の学習塾から依頼があり、スカイプで彼らの教室とつなげてビデオレッスンを行うことになった。
中学生向けのクラスで、習った英語を使ってみようという軽い感じではあったが、当時の学習塾は使うことなんてほとんど考えていないところが多かったので、画期的ではあったと思う。

(絵はイメージです)
大人の生徒さん
また、この時期に大人の生徒さんも数名入会してくれた。
今でも通い続けてくれている日本三景松島にあるホテルのマネージャーさん。
英語学習が趣味の看護婦さん。
英語をやり直したいと女性の生徒さんも来てくれることに。
他にも体験レッスンに来てくれ、すごくやる気で、初回のレッスンまで予約していったのにその後連絡が取れなくなった大人の方もいた。
少しずつ、忙しくなってきた。
少しずつ、動いている感じがしてきた。
この時に始めたボランティア
生徒さんは増えてきていた。
増えてきていたが、それだけで食べられるほどではなかった。
どんどん貯金残高は減っていっていた。
でも・・・
このころは、震災の復興のために「自分が何ができるか?」と常に自問していた。
そんな中で、同じように「何かをしたい」と考えている仲間たちと出会えた。
そして、つてを伝ってたどり着いたのが、当時の南三陸町戸倉小学校の校長先生だった。
そして、戸倉小学校で初のボランティア活動を実施した。

去る2月19日、宮城県南三陸町の戸倉小学校にて、当教
室の代表の鈴木が学習支援のお手伝いをしてきました。 被災地の子供達の学習状況は決して楽観できるものではあ
りません。今まで入っていたボランティアも、資金不足な どの理由で撤退するかもしれません。また、先生を派遣す るモデル自体に難しさがあるようです。 そこで、大きい子供が小さい子供を教え、共に成長すると
いう学習モデルを考え、それを伝えに行って来ました。 まだまだ始まったばかり。でも、継続して支援して行きま
す。 当時の当教室のFacebookページより
戸倉小学校への支援は2年間続いた。
そして、この活動を広げようと、福島市で行われた「ソーシャルビジネス

当教室の代表の鈴木が福島で行われたソーシャルビジネス
復興メッセに南三陸町の学習支援を含むボランティア活動 の紹介に行ってきました。 会場では多くの皆様に起こしいただき、深く感謝申し上げ
ます。 たくさんの方に、子供たちへのメッセージもお書きいただ
いて、感激しました。 被災地の子供達の学業は遅れていると言います。今後も継
続して行きたいと思います。 当時の当教室のFacebookページより
こういう集まりはボランティア活動に参加していなければ行くことはなかっただろう。とても貴重な体験をさせてもらった。
特にこの時に来ていたいろいろな団体の方とお話しできたのがとても印象に残っていて、そして私の今後の活動に影響を及ぼしている。
教室の柱となるテキストが決まる
そして、今後の教室運営で最も大切な指導の中心となるテキストが決まった。

多くの英会話教室ではLet’s Goというオックスフォード出版のテキストを使用している。
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でも、横並びが大嫌いな私は同じものを絶対に使いたくなかった。だから、こちらにしたのだ。
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後進組だった私が考えていたのは、「他の教室と同じは悪」だった。
だって、同じだったら以前からある教室に行けばいいのだ。うちに来る理由にならない。できたたてで吹けば飛ぶような教室だったけれど、「他と違う」というのは我々の誇りであると同時に戦略でもあったのだ。
当教室のカリキュラムの参考にしているアメリカの教科書
。全部で6レベルあります。 今月で5ヶ月目になる生徒さんたちの実力を確認したら、
だいたい70〜80%位は理解していました。 中には、英語の質問に対して答えるスピードが早い生徒も
いて・・・。 その様子を見ていた他の生徒さんの保護者の方(この方は
英語を話せます)も、「え、すごい!」と。 おそらく、知っている範囲であれば、ある程度の英語脳も
できているのではないかと思われる早さでした。 これからの伸びが、本当に楽しみです(^^)
当時の当教室のFacebookページより
今思うと、この本にして正解だった。
今の生徒さんたちの成長を見ていて本当にそう思う。
英会話教室を運営していてうれしいこと
英会話教室を運営していてうれしく思うことは、こういうものを生徒さんが暮れることだろう。

自分で絵を描いてくれたり、何かを作ってくれたり、いろいろと持ってきてくれる。
そういうのをもらう時、ほっこりした気持ちになる。
これは他の業種では味わえない子供を教える講師としての特権だと思う。
そして、生徒さんが最も集まる時期、2013年の4月を迎えた・・・
(To be continued…)

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