前回の記事では、私が英会話教室のオープン日前までに何を準備してきたか、そして物件を探していく中で、とても見つからなさそうで10月開業が危ぶまれた中で、エンジェルが現れた件についてお伝えしました。
(前回の記事はこちら)

今回の記事では、いよいよオープン日を迎えた時の様子、そして「そこには誰もいなかった・・・」という話になります。
いよいよ迎えた英会話教室オープン日!!
母親に会いに里帰りしていた妻は、9月19日に帰ってきた。
それからは準備、準備と準備に追われ・・・。
そうそう、この時に悩んだのは服装。どんな服装で教えようかと悩んだ。
子供向け教室だったので、スーツは少し硬い感じだし、でも普段着もちょっと違う・・・。
そこで私が選んだのは、スラックスにワイシャツという服装。これならプロっぽく見えるし、スーツほど固くはない。
あと、ネクタイはしないことにした。
あれ、なんで必要なの?
私は常々そう思っていたので、教室ではつけないことにした。そのことについて突っ込まれたことは一度もない。
あと、準備の合間をぬってJay Abrahamのセミナーに参加した。どんな事業であれ、マーケティングは大事だと思っていたから、忙しいながらも時間を作って参加したのだ。この時に学んだことは本当に助けになった。
(でも実は、その内容のほとんどは彼の本「ハイパワーマーケティング」に載っていたのだが・・・)
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そして遅かったがチラシ作りも進めていた。内容が決まるまでは着手しきれなかったので、計画よりも遅れていた。

三つ折りのフライヤースタイルのチラシを作った。そして届いてから、速攻で失敗したと思った。2000部注文したのだが、配る前にそれを折らないといけなかったからだ・・・(アドバイス:ポスティングをするつもりであれば、そのまま配れるチラシが手間がなくて良し)。

最初はこんな感じだったが、

何とか見られるくらいにはなった。
そして・・・。
2012年10月1日・・・。
ついに迎えたその日・・・。
その日、当教室はオープンした!!

おかげさまで、複数の方からお花を頂いた。
Hana先生の生徒さんからお花が届きました!
これまでに地元の教育関係の方から2つ、教室の場所を借
りている八島さんから1つ、知り合いの佐藤さんから1つ 、そして今回の1つで合計5つもお花を頂きました。 この場所を借りて御礼申し上げます。
(この場を借りて、再度深くお礼を申し上げます)
準備は整った。教材もしっかり準備したし、

チラシも刷った(折るの大変だった・・・)。

でも、なかったものがある。
それは、生徒さんだった!!
先生はいるが、生徒さんはいない。いや、生徒さんがいないのに先生にはなれないので、この時は先生ですらなかった!
ちなみに、チラシを置いてくれるお店を募集しようと思って、Facebookページで
当教室ではフライヤーをお知り合いの方に配ってくださる
サポーターを募集中です! 英会話に興味がある方へお渡しいただくだけで大丈夫です
。 当教室は本気で英語を話し、コミュニケーション力が高い
こどもたちを育てたいと思っています。 ご協力いただけましたら嬉しいです!
と投稿してみたが、「いいね!」数が少ない当時、もちろん反応なんてあるはずもない。
もし、チラシを置いてくれる人を見つけたければ、足を使おう!
生徒さんが全くいない中でもオープンになってしまった。
でも、始めたからにはやり続けなければならない。
ということで、できることは何でもやった。
幼稚園へのFAX DMを考えてみたり
フリマに申し込んで、古着をウリながらチラシを配ったり
もちろん2000部のチラシを配ったり
アメブロで読者登録を近隣の人にしまくったり
でも、何の結果も出なかった・・・。
しかし!!
それは忘れもしない10月12日のことだった。
なんと、初の問い合わせの電話が鳴ったのだ!!
弾む気持ちを抑えながら、何とか体験レッスンの日を迎え、入会が決まった!!
この時入会となったMちゃんが当教室史上最初の生徒さんとなった。
「これは幸先が良いぞ!!」
そう思っていたのだが・・・。
立て続けに入会申し込み → キャンセルになる事案が発生
その後二回別の方から連絡があり、体験レッスンを受けてもらった。
そして、その場で通ってくれることを決めてくれ、入会申込書も書いてもらえた。
でもその後、一人は「レッスン代が高すぎると娘に言われて、私の為にそんなに負担を掛けられない」と本人から言われたということでキャンセル。
もう一人は、最初のレッスンの日に現れもしなかった・・・。
「これはどういうことなんだろう?」
「我々は求められていないのではないか?」
「教室をやろうなんて、失敗だったのか?」
そんなネガティブな感情がぐるぐる回る。そんな日々を過ごしていた。
そして減っていく銀行通帳の数字。
10月は失意のうちに過ぎ去った・・・。
(To be continued … つづく)

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