ビジネスを教えるネタは日常の中にこそ転がっている。
私は常々中学生である息子にビジネスについて考えてもらう機会を狙っていますが、彼の興味はそこにはない為、なかなかその機会がありません。
でも、時々そういうチャンスは来るのです。
昨日ポストに入っていたマンションの居住者向けの新聞をディナーテーブルの上に置いておいたら、息子が訪ねてきました。
マンション住まいなのでこの新聞は月に一回ポストに入ってくる。そして今回これをテーブルの上に置いていたら、息子が訪ねてきた。
「これ、無料?」
私「違うよ」
息子「え? 無料で配っているの? 何のために?」
私「YouTubeと一緒だよ」
息子「どういうこと?」
(続く) pic.twitter.com/HMvGEoCk5G— 鈴木貴之@こどもの為の英語力・ビジネス力・資産運用講座 (@takahanalee) 2018年6月19日
ピーんときた私。これ、お金の流れを自分で考えるチャンスだ!
私「じゃあ、それ考えて、図解してみよう。それが課題だ」
(うちはおこづかい制ではなく、課題をこなすとお金がもらえる制度)
息子「YouTubeで答え見ていい?」
私「答えはダメだけど、見ること自体は良し」 ? 今ココ— 鈴木貴之@こどもの為の英語力・ビジネス力・資産運用講座 (@takahanalee) 2018年6月19日
うちのお小遣いの方針として、「何もしないのにお金はあげない」というものがあります。なぜなら、家訓が「お金はもらうものじゃない。稼ぐものだ!」となっているからです。
ただ、何をやっても良いかと言えばそんなこともありません。きちんと「相手にとって価値のあるもの」を提供しないとお小遣いはもらえません。
しかし、「相手にとって価値のあるもの」を提供することでお小遣いの額は増えます。基本的にリミットはありません。その点では「定額制」よりも有利かもしれませんね。
果たして、彼は「正解」にたどり着けるのか?
ということで、うちでは時々ビジネスに関する「課題」が出ることがあり、そこで「自分なりの答え」を出すことでその週にもらえるお小遣いが増えるのです。
重要なのは、「自分で考える」こと。そして間違っても良いので、自分なりの答えを出すこと。考える癖をつけてもらいたいのです。
(続き2)
息子「YouTubeってどうやって儲けているのかな? YouTuberはYouTubeからって・・・。ん? YouTubeは誰から金もらっているんだ?」
私「YouTube見れば分かるよ」
息子「分かるかな〜〜〜」— 鈴木貴之@こどもの為の英語力・ビジネス力・資産運用講座 (@takahanalee) 2018年6月19日
YouTubeで答えを見てはいけないけど、YouTube自体を見ることで答えが分かる。
このヒントをもとに息子はYouTubeでよく見られているチャネルを見て研究していました。参考にしたのはヒカキンなど子供たちにとっての超有名チャネル。
そして、彼が出した答えは・・・
息子の考え。悪くはない。お金は回ると。 pic.twitter.com/5aMjdRe8rm
— 鈴木貴之@こどもの為の英語力・ビジネス力・資産運用講座 (@takahanalee) 2018年6月19日
ほぼ正解と言って良い内容が出てきました。お金が回っているところが秀逸です(親バカ)。
細かくはもっといろいろありますが、先ほどの新聞もYouTubeも同じモデルで回っているということが分かったようです。
もっと、その面白さを知ってもらえたらと思います。^^