最近分かったこと
①自分が儲けたからといって、誰かのお金が減るわけではないこと。
②お金が流れているところに手を突っ込むと、掴みやすい。
③突っ込み方を間違えると火傷する。— 鈴木貴之@こどもの為の英語力・ビジネス力・資産運用講座 (@takahanalee) 2018年6月6日
この3つのポイントは私が今まで働かせてもらっていた会社で実践してきたこと、そして独立して実践してきたこと、さらには様々な業種(特に個人の先生)の集客をサポートしてきて気づいたことです。

うん。普通はそう考えるよね。でも、お金に関しては違うんだ。
それは、お金は流動性があるってこと。
つまり、すごく単純に言うと、キャッティーが私から何かを買って、その代金をもらったとする。確かにキャッティーの手持ちのお金は一時的に減る。
でもその後で、そのお金で私がドギーから何かのサービスを購入し、ドギーにお金を払った。
そうしたらドギーはキャッティーが持っているものが欲しくなって、それを買った。
すると、どうなる?
実際は税金で取られたり、モノを売るにはそのコストがかかるからそのまま戻ることはない。でも、お金って回るんだよね。
出れば出るほど増える不思議
私が英会話教室を運営しているのはみんな知っているよね?
そこで、とても不思議なことが起こったんだ。
お金を使えば使うほど、増えるようになったんだ。
まあ、たぶんそれは「使い方」が重要なんだと思う。
私が教室を経ちあがたばかりの時、生徒さんはもちろんあまりいなかったから、日々の生活は貯金を切り崩して生活費に充てていたんだ。
でも、そんな状況でもお金を掛けていたものがある。
じゃないよ! 食費にかけたら基本は増えないよ。減るだけ。
実は、何にお金をかけていたかというと、生徒さんの教材。それにお金をかけていたんだ。
教室に来てくれた生徒さんがしっかりと結果を出せるように・・・。そう思いながら、良さそうな教材があれば片っ端からamazonで買って、そしていろいろと試していた。
その結果どうなったかというと、結果が出るようになってきた。具体的には、生徒さんの英語力がかなり上がるようになったんだ。
生徒さんが増えるようになった。
その結果、出て言ったお金は新しい生徒さんが持ってきてくれたように感じた。しかも、同じ金額が戻ってきたんじゃない。
もっと増えて戻ってきたんだ。
それこそ、投資では年利10%あればよい方なのに、この方法だと1000%以上戻ってきたんだ。教材にかけたお金の10倍のお金が入ってくるほど生徒さん来てくれるようになった・・・。
もちろん、それを狙ってできるわけじゃない。最初からそう思っていたわけじゃないし、そう思ってやったらたぶん違う結果になったと思う。
でも、人を幸せにしようと思ってお金を使うことは、戻ってくるんだと思った。

もちろん、集客を一生懸命やったことも事実。
でも、それでも、「来てくれた生徒さんに結果を出してもらう」ということを第一に運営してこなかったら、今の結果はないと思うんだ。
だから、私は声を大にして言いたい。
人の為に使ったお金は、必ず戻ってくる、と。
それは仕事であってもそうだし、生活の中でもそうだと思う。

実は、海外のお金持ちはみんな社会貢献をしている。
ところで、私は海外経験が長いんだけれど、一つ気づいたことがあるんだ。
それは、実は海外のお金持ちはみんな社会貢献をしているということ。
そう、その通りなんだ。
それを見て、すごく感銘を受けたんだ。
そうか、それって特別なことじゃないんだ! 気取らず、さらっとやればいいんだと気づけたのが、すごく大きかった。
そういう気持ちはある。だから逆にサポートしにくくなるというのがあった。なんか、募金している時にお金を入れるのは偽善者、みたいな。
でもそういう経験をして、こう思えるようになったんだ。
偽善者でも、何もしないよりはいいじゃん!
って。
うん。そういう風に自然に思えるようになってからは楽になったよ。
あと、私は単純にお金を寄付しようと言っているわけではないんだ。さっきの仕事の話もそうだけど、普段の生活の中でちょっと意識すれば、それでいいと思う。その意識の積み重ねが、変化につながるんじゃないかと思うんだ。
ところで、そうやってお金の流れを意識するようになって分かったことがある。
お金というのは常に流れている。

お金って、一ヵ所にとどまっていなくて、常に動き回っているということ。
それが分かってから、いくつか仕事で成果を上げることができた。
抽象的な話になるけど、今までその会社の提供する商品では入りこめていなかった「お金が流れている市場」があって、それに気づけたことで、その市場の中に入れる商品を開発した結果、そこからお金が入ってくるようになった(今まで上げられなかった売上があげられるようになった)とか。
または個人の先生で、あまり多くの人が最初から求めていないものを教えていたんだけど、その見せ方を変えて、その教室に行くことである特定の人がお金を払っても解決したい悩みが解決できるようにした結果、その先生の集客が回り始めたとか。
そう。とても大事。
お金があるところに手を突っ込めば、お金って得られるんだ。
逆にないところに手を突っ込んでも何も得られない。ないしは得るのが極端に難しい。
いろいろなものを売ったことがある人は分かると思うけど、世の中には何も言わなくてもどんどん売れる商品と、一生懸命良さを説明してもほとんど誰も買ってくれない商品がある。
その違いって何だと思った時に、それを欲しいと思う人、それも強く欲しいと思う人がどれくらいいるかどうかということだったんだ。
お金があるところに手を突っ込むというのは、違う言い方をすると欲しいと思っている人に欲しいと思っている商品を持っていけばカンタンに買ってくれるよ、ということでもある。
ドギー、そう思うだろ?
でもたくさんの人の集客指導をしていると分かることは、「欲しくないものを無理やり売ろうとしている人が多い」ということ。
これがあるんだな。だから、私が集客をコンサルティングする時に一番見るところは、「欲しくない」と思われている商品を「欲しい商品」に商品自体を変えずに変えること。
言葉にすると「そんなことできるか!」って思うかもしれないけど、実際できるんだよ。
でも、それをするにはお客様への深い理解がないといけない。その人がどんな日常を過ごしているののか? 何を感じ、何を考え、どんなことで一喜一憂し、どんなことで悲しむのか。
ちなみに、流れに手を突っ込むのは良いけど、突っ込み方を間違えるとやけどする。
単純にして言えば、自分が手を突っ込むことで相手が幸せになるならやけどはしないし、手につかめるし、感謝もされる。やるならそういうビジネスが良い。
でも、自分が手を突っ込むことで相手が不幸になるならやけどする。そのやけどはどういうやけどかはケースバイケースだけど、手を突っ込んだがゆえに損をする。そんなことが起こる。
だから、とても単純に言えば、こういうこと。
どうせなら人を幸せにできることで儲けよう。
そうすれば欲しいものが得られて、かつ楽しい人生を送れる。
どうせなら、私はそんな人生にしたいと思うし、子供にもそういう人生を過ごしてもらいたい。
だから、時々こういうお金の話もしていきたいと思う。