英語教育

英会話教室を選ぶ際のポイント7つを現役英会話教室運営者が教えます!

英会話教室の選び方7つのポイント

「そろそろ、子供に英語を習わせようかしら?」

最近ますます英語教育の話題が増えてきている今日この頃。

お母さん同士の話し合いの中でも、関心が高い話題のひとつだと思います。

ゴリ
ゴリ
オレも英語が話せるようになりたいなあ。

色々と情報を収集し、そして考えた結果、「そろそろ始めさせようかな?」と決めた時に行うこと。それは・・・。

バーディー
バーディー
地域の教室を調べることだね。

その通り!

多くの場合、インターネットで地域で英語を習えるところを調べるところから教室選びが始まります。

しかし、そこには問題が・・・。

ドギー
ドギー
どんな問題?

「地域名 + 英会話」で検索したこの検索結果画面を見てみると、本当に様々な教室があり、一つ一つのホームページを見てみると、それぞれ良さそうな内容が書いてあります。

正直言って、どれを選んだらよいか分からない!

そんな悲鳴が聞こえてきそうです。

そして実際、私のツイッターには時々英会話教室選びの相談が入ってくるのです。

そこで、この記事では「英会話教室選びの際に見るべき7つのポイント」というテーマでお話をしていきたいと思います。

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英語が苦手なお母さんでも良い英会話教室・悪い英会話教室を見抜ける7つのポイント

まず最初に、英会話教室に通わせる理由について考えたいと思います。

キャッティー
キャッティー
なんでそこから始まるのさ? すぐに7つのポイントを教えてくれればいいのに。

なぜ、ここから始まるかというと、「英会話教室に通わせる目的」にずれがあると、良い・悪いは変わってくるからです。

例えば、「小さいころから英語に触れてもらえればいい」と考えている場合と、「英語を話せるようになってほしい」と考えている場合、英会話教室に求めるものが変わります。

ドギー
ドギー
そうか。お腹を満たすために口にものを入れるのと、遊ぶために入れるのは違うもんね。

だから、まずは目的をどう設定するかを考えます。

この記事では、あくまでも「英会話教室に通わせることで、英語を話せるようになってもらいたい」という目的から7つのポイントを考えていきます。

ゴリ
ゴリ
なぜそういう設定にしたんだ?

なぜそのようにしたかというと、英会話教室に通わせる保護者の気持ちを考えた時に、単純に「英語に慣れてほしい」とか、「英語が聞こえる耳が育ってほしい」という理由ではないと思うからです。

むしろ、英会話教室に期待しているのは子供たちをちゃんと話せるように指導してもらいたいということ。そして、それこそが英会話教室をオープンする者としての使命だと思うのです。

例えて言えば、英語が話せるようにならない英会話教室は食事を出さないレストランのようなもので、来店してもらう目的が達成できないということです。これ、まかり通っているのがすごくおかしいと私は思うのです。

バーディー
バーディー
確かに・・・。

ということで、「英語が話せるようになるレッスンを提供している英会話教室の選び方」という目的でポイントをお伝えしていきたいと思います。

ポイント ①その教室は、知識だけを詰め込んでいませんか? 

これは英会話教室というより、英語教室に近い考え方ですが、知識だけを詰め込む形の教育をしている教室って意外に多いのです。

キャッティー
キャッティー
その指導法って、中学校と一緒じゃない?

こういう指導法は、学習塾が英会話教室をスタートした場合、もしくは会話に自信のない人が講師をする場合によく見られます。

しかし、これはあまり知られていないのですが、語学はスポーツと一緒なのです。基礎を使い込むことによって覚えます。

知識のインプット → それを実際会話で使う

この繰り返しで英語を話せるようになっていくのです。

知識はもちろん大事です。でも机に向かってプリントだけをやっても話せるようにはなりません。

従来の学校での英語教育を受けても話せるようにならなかったのは単純な理由なのです。

話さないから、話せない。

話せば話すほど英語は話せるようになります。日本ではこの「英語で話す」という体験が少ないから話せるようにならないのです。

ゴリ
ゴリ
そうか! 例えば野球がうまくなりたいという時は、体をどう動かすかという知識は大事だけど、知識だけあっても体はその通り動いてくれない。知識通り体が動くようになるには、繰り返しの練習が必要だということ。それと英語も一緒なのか。

私はオーストラリアに数年滞在していましたが、ワーキングホリデーという制度を利用して一年間滞在した後で、話せるようにならなかった人と話せるようになった人二つのグループがいることに気づきました。

話せるようにならなかった人に話を聞いてみると、多くは「オーストラリアにいても日本人と話すことが多かった」ということが分かっています。

逆に話せるようになった人に話を聞いてみると、日本人が一人もいないような地方の農園に行って、そこで仕事をしながら身につけた、というような話をします。つまり、英語をたくさん話せる環境に自らを置いたのです。

知識を覚えることと実践のバランスが取れているかをチェック!

ポイント ②その教室は、英語で遊んでいるだけではありませんか?

子供は遊びから学びます。でも、遊んでいるだけでは限界があります。

キャッティー
キャッティー
なんでさ? 遊びから覚えるっていうじゃない。

確かに子供は遊びから覚える天才です。

でも、重要なのはそれを一週間の間にどれくらいやるかということ。

例えば、多くの英会話教室では一週間に一度しか教室に行きません。その一回を遊びだけに費やしてしまうと、それだけでは学べないことが多いのです。

もちろん良く歌う歌や踊りは覚えますよ。でも、意味が分かっていっているのではありません。ただ単に耳が良いのでコピーしているだけです。それ以上でも以下でもありません。

私の教室には他の教室から移ってくる子もたくさんいます。数年その教室に通っていたにも関わらず、ほとんどの場合アルファベットを一人で書くことができません。

アルファベットはフォニックスを覚える前の重要な知識ですし、フォニックスは英語を自分で読めるようになる大切な知識です。自分で英文を読めるかどうかは子供にとって中学英語でつまづくか得意になるかの大きな違いになります。

ドギー
ドギー
Takaはいつも言っているもんね。中学生が英語が分からない理由は二つしかないって。ひとつはアルファベットが分からない。もうひとつは英文が読めない。

英語で遊んで楽しく覚えようというのは幼児クラスまでで十分。それ以降も遊びがほとんどだという英会話教室は、単純に定員数が多くてそうしないと収拾がつかないか、講師が楽をしたいからじゃないかと私は思います。

その英会話教室は楽しさだけを強調していませんか?

ポイント ③なぜそのアクティビティが必要か、明確に講師が説明できますか?

ゴリ
ゴリ
ちょっと待て。講師がそれ説明できないって、あるのか?

フランチャイズ系の講師にまれに見られるのが、講師がなぜそのアクティビティが必要なのか説明できないというケース。

当然のことながら、講師がなぜ必要かを理解していないレッスンは、効果が低いです。

英語を話せるようになるには、次の4つのスキルと3つの知識を身につけることが重要です。

4つのスキル: 聞く、話す、読む、書く

3つの知識: 文法、フォニックス、単語力

これらすべてをバランスよく伸ばすことで英語が話せるようになっていくのです。

つまり、そのアクティビティがこれらのうちどこを伸ばすためのものか? なぜそれをすると伸びるのか? その根拠は何か? そういったことを説明できる必要があります。

それがきちんと説明できないということは、自分が何のためにそれをやっているのか分かっていないということです。

講師が分かった状態で教えるのと、分からずに教えるのとでは天と地ほどの差が生まれます。それが何年も続けば、それこそ大きな差となって表れてくるのです。

教室選びひとつでほとんど同じような月謝を払ったとしても、その差が出てきてしまうとしたら。それはとても恐ろしいことだと思います。

しっかりと各アクティビティを行う説明できる講師がいる教室を選びましょう。

ポイント ④ネイティブがいるかどうか? 

ネイティブにしか教えられないことが沢山あります。

いくら英語の知識が高くても、実際の「英語感覚」はネイティブには及びません。特に海外経験がない、もしくは浅い講師の場合、「感覚的な英語の理解」は身についていないと考えるべきでしょう。

こういう先生は文法上の正しさがあればネイティブが聞いた時に意味が分からなくても正しい、と考える傾向にあります。これはとても危険な考え方です。

ドギー
ドギー
でもネイティブの先生って何を言っているか分からなくて、そんな中レッスンが進むのは不安だなあ・・・。

もちろん、そう思われる方もいるでしょう。訳の分からないまま進むレッスンというのも言語道断です。それはやっぱり「話せるようになる」という目的に向けては意味がないからです。

先ほどの4つのスキル、3つの知識を身につける必要があるので、どこか片方に偏ったものではいけません。

しかしながら、外人に対する苦手意識を失くす為にも、ネイティブが毎レッスンいるかどうかは重要です。外国人と話すことが「特別なことではない」と思ってもらう為には、日本人講師だけでは不足なのです。

ネイティブの先生がいて、バランスがあるレッスンをしているか?

ポイント⑤ 講師はしっかりと英語を覚える順番を説明できますか?

分らないで教えていたら、子供が覚えるまでの道のりがより長くなります。

ゴリ
ゴリ
階段を上るように、少しずつ覚えてもらう、ということだな。

英語には覚える順序があります。

まず最初にアルファベット。

次にフォニックス。

そして知っている英単語の数を増やしていきます。

ある程度単語が読めるようになったら、テキストを開始。文法についての知識を学びつつ、さらに単語量を増やしていきます。

それがある程度まで進んだら、積極的に「英語で話すレッスン」を行う。

英検にも自分でチャレンジしてもらい、さらに英語に対する理解を深める。

「話す、話す、話す・・・」

英語でのコミュニケーションについて学ぶ。

大体はこういう流れです。

こういう流れがないところは危険です。行き当たりばったりのレッスンしかできないからです。

ちゃんと、子供が「話せるようになる流れ」があるかどうかを見極めましょう。

英語をどのような順序で教えていくかを説明できる教室を選ぶ

ポイント⑥ 良いことしか言わない教室は危険

時々いるのですが、良いことしか言わない講師の教室にはいかない方が良いでしょう。

1週間に1時間通うだけで話せるようになります、と言われたら疑ってください。

それはまず無理なので。

バーディー
バーディー
英語は2460~2700時間学ばないと使えるようにならないって言われているね。そこから計算すると、1週間に1回じゃ50年も掛かっちゃう。

「楽に、楽しく英語が覚えられます」

もほとんど嘘です。こんなこと言いたくないですけど、やっぱりかなりの努力が必要です。英語を話せるようになるには・・・。

楽に楽しく覚えられるというのは、ただ単純にその英会話教室が「楽に楽しく生徒さんを集めたい」だけです。

はっきりと、明確に、必要なことを嘘をつくことなく話す講師のいる教室を選んでください。

その教室は、正直にネガティブなことも教えてくれますか?

ポイント ⑦英語を覚えることより資格と取らせることに熱心ではありませんか?

資格を取れば教室のウリになるので、それだけが目的のところは要注意です!

キャッティー
キャッティー
自分の教室の為だけに資格取らせるところって、あるよね・・・。

英会話教室の目的は「英語が話せるようになること」。

例えば英検の取得をその目的の為に行うのは良いのです。ただ、そうではなく、「自分の教室のウリを作る為に英検を取らせる」は悪です。

中には英会話教室なのに英検指導ばっかりやっているところもあります。

そういう教室は怪しいです。英検取得に対する講師の考えをしっかりと聞いておきましょう。英検取得が「英語が話せるようになること」と関係がない話しかしなかったら要注意です。

資格を取らせることだけに熱心な教室は避けよう。

さて、今回は7つのポイントをお伝えしてきました。

英会話教室を選ぶ際のポイント

①知識を覚えることと実践のバランスが取れているかをチェック!
②その英会話教室は楽しさだけを強調していませんか? 
③しっかりと各アクティビティを行う説明できる講師がいる教室を選びましょう。 
④ネイティブの先生がいて、バランスがあるレッスンをしているか?
⑤英語をどのような順序で教えていくかを説明できる教室を選ぶ
⑥その教室は、正直にネガティブなことも教えてくれますか?
⑦資格を取らせることだけに熱心な教室は避けよう。 

記事の内容がお役に立てば幸いです。^^

 

この記事の内容をより細かく21のリストに落とし込み、その中からどのように「自分の目的に合った教室を選ぶか?」という視点を入れて作った電子小冊子を作りました。

その名も「英会話教室・英語教室選択ガイド」。もし地域にいろいろある英会話教室・英語教室でどれが最も「自分の子供に合った教室なのか?」で悩まれている場合は、こちらをお読みください。

 

この記事のご感想を頂きました。

 

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