英語教育

小学二年生が英検に初挑戦する際にオススメの参考書とその活用法

英検指導をしない英会話教室の講師が教える秘密

こんにちは! 鈴木貴之です。

今日は小学二年生が英検に初挑戦する時に使えるおススメのの参考書を紹介するよ!

ドギー
ドギー
なんか上の方に「英検指導しない」って見えるんだけど。

そう。基本的に英検の指導はしない。そういう形で英会話教室を運営しています。

キャッティー
キャッティー
ずいぶんいい加減な英会話教室だな・・・ちゃんと指導してあげればいいじゃん!

うーん。実は、英検をしっかりみっちり指導して取らせても、あんまり意味がない。

ゴリ
ゴリ
え? なんでさ? その方がとりやすいんじゃないの?

もちろん指導してあげた方がとりやすいに決まっている。でもあえて指導はしないと決めているんだ。

Andy
Andy
 自信がないからそんなこと言っているんだろ! 

ふっ、Andy、こればかりは君につっこまれてもいたくないよ。だって、自信はあるから。

キャッティー
キャッティー
じゃなんで指導してやらないのさ?

良い質問だね。

なぜかというと、講師と二人三脚で取った英検の結果なんて、本人にとってさほど意味がないと思っているから。

そりゃもちろん、英検を取ることで高校受験が有利になるとか、そういうことはあるよ。でも、5級じゃあそんなことは全くない。中学受験にも役に立たない。

だから、取ること自体には意味がない。でも、その過程にこそ意味があると思うんだ。

ゴリ
ゴリ
つまり、どういうこと?

私は自分の英会話教室の生徒さんには「英検は自分で取ることが大事」だと伝えている。だから、その準備ができていない人には英検は勧めない。

それは、自分で勉強することを通して何かを達成できることを学ぶと、その後の学習に大きなプラスになると信じているから。

講師に依存しきった形で英検をとっても、それって自分の実力じゃない。それは、本人が良く分かっている。だから、一から自分でやって、そして結果を出す。その過程を経験してほしいと思っているんだ。

「自分が得たい結果」に向かって「努力」するとそれは得られる。今すぐに英検を受けても取れない可能性が高いけど、努力することでその可能性は上がる。そして実際取れる。そう感じてほしい。

それが、彼らの将来の英語学習、ひいては人生にすごく役に立つと思っているから。

「やったー!」
子供がすぐにあきらめてしまうとお悩みのお母さんへ → あきらめない力の付け方教えます。私は英会話教室で講師としても教えていますので、たくさんの子供たちと触れ合う機会があります。 うん。本当にありがたいこと。 ...

 

英検受験におススメの参考書とその使い方

ではここで、小学二年生が英検に初受験するということで、5級をいかにして取るかという観点からお話をしていきたいと思います。

まずは、参考書の紹介。

基本的にうちの教室ではこれだけをおススメします。

この参考書は開くとその左側のページに覚えなければならない文法の説明、そして右側のページに問題が書いてあります。

フリガナも降ってあるので、二年生にも内容を読むことが可能です。左の内容を読んで、右の問題をやる。そんな感じで勧めていきます。

ゴリ
ゴリ
確かに内容が分かりやすい参考書だな。

進んでいくと「単語を覚えるページ」や「予想問題」のページがありますが、それも丁寧にやっていきます。

基本は、本を最初から最後まで3回行うこと。すると、英検5級の合格率がぐっと上がります。すでに英語をある程度勉強していたらもっと少なくても良いですし、全く勉強していないところから始めるのであればもう少しした方が良いでしょう。

期間的には早くて3ヶ月、ゆっくり学ぶ子であれば一年くらいを見てください。

ここで大事なのは、焦らないこと。

そもそも普通の子供は英検を受験したいなんて思っていません。

受験させたいのはあくまでも保護者であることが多いのです。英検を取る意義と価値なんて分からないわけですから、動機がない状態です。その中で勉強するなんて普通は難しいので、ゆっくり自分のペースで進めればいいのです。

70%くらいの正答率になってきたら、英検に申し込んでみましょう。

そしてその上で、英検受験2週間前になったら、問題集にチャレンジさせましょう。

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なぜ問題集をやるかというと、参考書では説明のページがあるので答えが隣にあるようなものです。どんな出題が出てもそれを見ないで解けるようになるには、問題集をやる必要があります。

バーディー
バーディー
参考書で理論を学んで、問題集で実践するという感じだね。そして本番が英検受験。

 

英検受験の際に保護者の方にお願いしたいこと

それは、教えることよりも、答え合わせをしたり、当たった時には大げさに喜び、間違った時は決して怒らないでほしいということです。

特に、何度も同じところを間違うからと言って、「なんであなたは分からないの?!」なんて言わないようにしてください。

キャッティー
キャッティー
そんなこと言われたらやる気なくなるよね・・・。

なんでそう思ってしまうかというと、教えるからなんです。

教えちゃうから、覚えないと頭にくる。やる気がないと頭にくる。

だから、教えない方が良いというのは、そういうことです。

教えなければ自分で頑張って解けたら、理解したら素直にすごいと思えますし、間違っても怒る筋合いがありません。本人の努力を認めてあげる。それだけで良いのです。

子供たちは、自分でちゃんと考えられます。自分で正答を見つけていくんですね。

もしそれがどうしても難しそうであれば、一緒に考えてあげてください。答えをすぐに出さないでください。

「この問題が分からない」と言われたら、答えをすぐに教えるのではなくて、「なんでわ分からないのだろう?」と言って一緒に原因を探すのです。すると、子供たちは自分で答えを見つけます。

自分で見つけた答えは、忘れないのです。

この「分かった!」の小さい積み重ねが、子供たちの力をはぐくみます。

そしてその結果、5級に合格し成功体験を積めば、4級以降は自分でできるようになります。保護者がやることと言えば、辞書を買ってあげることくらいです。

 

最後にちょっとだけ・・・

英検受験の際に大切なのは、単語が読めるようになること。

これができれば英検受験は子供にとってぐっと楽になります。

では、どうやって読めるようになるのかというと、フォニックスができるようになればいいのです。

フォニックスに関しては、下記のビデオを見てもらうことでしっかりと学んでもらえます。

※ フォニックスについて詳しいことを知りたい方は、下記の本をご参照ください。

上記動画には他にもフォニックスを学べる動画が複数ありますので、ぜひご活用ください!

もし幼児~小学生にフォニックスを保護者の方が教えることに興味があるのであれば、下記の書籍を参考にしてください。子供が気づける具体的な教え方が書かれてあります。

 

小学二年生が英検に合格するには

① 参考書を3回は通して勉強する。
② 保護者は教えない。寄り添うだけ。
③ フォニックスを覚えて英語が読めるようになると楽。

ゴリ
ゴリ
この記事が英検にチャレンジしたいたくさんの親子に読んでもらえるとよいな。

必要な人に、届きますように!

 

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